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加藤浩子の La bella vita(美しき人生)

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June 13, 2009
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カテゴリ:音楽

 ハレのヘンデルフェスティバル、2日目。
 オペラが聴きたかったのですがソールドアウトで、ヘンデル生家内のホールで開かれたファミリーコンサート、「幸運なハンス」(グリム童話にもとづくメルヘン)をみることに。
 ヘンデルの音楽で伴奏される人形劇、という触れ込みです。

 狭い会場は、家族連れでいっぱい。開幕前の喧騒は、しかし人形劇が始まるとぴたりとやみました。
 リコーダーとチェンバロが奏でるヘンデルのメロディをバックに、おそらく大半が知っているだろうハンスの物語が、ひとりの人形師が操る何体もの人形で語られていきます。

 原作は、奉公に出ていたハンスが、ごほうびに金塊をもらって家路についたものの、それを色々なものに取替え、最後は石ととりかえ、それも失って結果的に一文無しになって故郷に帰りつき、それでも重荷がなくなったと喜ぶ、という話なのですが、今回の劇ではかなり脚色してあり、故郷には恋人が待っていて、最後に再会を喜ぶ、ハッピー、という設定になっていました。
 まあ、原作通りだと、まったく何もなくなってしまうので、ちょっとつまらないのですね・・・

 次々と繰り出される人形たちは、客席の子供たちに向かって呼びかけ、子供たちも真剣にこたえて加わり、会場はしだいに熱気に包まれました。
 こんな形で音楽に自然に溶け込めるのは、素敵なことです。

 「ハンス」の後ろに流れていたヘンデルのメロディ、子供たちの心に残ったでしょうか・・・

 






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最終更新日  June 27, 2009 01:16:13 PM


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