学習院さくらアカデミーのオンライン講座で「モーツァルト 六大オペラの魅力」を開講します!
モーツァルトのオペラは不思議です。現在上演されているレパートリーオペラの中でも古い時代に生まれているのに、とてもモダン。《フィガロの結婚》や《コジ・ファン・トウッテ》はもちろんですが、古くさいジャンルとされる「オペラ・セリア」(神話や古代史などを題材にした伝統的なオペラ)でも、《イドメネオ》などは、普遍的なテーマである父と子の葛藤が鮮やかな音楽で描かれていて、ハッとさせられます。モーツァルト・オペラがモダンな演出でも受け入れられやすいのは、テーマと音楽の普遍性にあるように思うのです。 今月から、学習院さくらアカデミーのオンライン講座で、「モーツァルト 六大オペラの魅力」を開講します。取り上げる作品は、《イドメネオ》《後宮からの逃走》《フィガロの結婚》《ドン・ジョヴァンニ》《コジ・ファン・トウッテ》《魔笛》。今回は作品の魅力に加え、時代背景(フランス革命前)にも焦点を当てたいと思います。映像ももちろん使用しますが、その際は演出にこだわってみたいと考えています。 講座の概要はこちらから。http://g-sakura-academy.jp/course/detail/2022/A/031/モーツアルト 6大オペラの魅力