2014/01/25(土)08:36
マザーツリー
図書館を利用するとき、僕は必ずここに来て2本の大きなクスノキに触れます。築地塀の向こうが水戸弘道館です。ここは昔弘道館の第二公園として位置付けられていました。クスノキの間にあるのが烈公様(第9代水戸藩主、徳川斉昭)による歌碑が記された要石(かなめいし)です。
クスノキの樹齢は350年。見事な大木です。350年ということは、弘道館ができるはるか前からここで生きていることになります。水戸藩の要の位置で、このクスノキはどんな思いで人間たちを見てきたのかな。というと月並みな言い方だけど・・・、でも感じられるんです。ここは水戸藩士たちの憩いの場所でもあったと思います。若い男女が愛を誓った場所かもしれませんし(^.^)。斉昭公もこの木の下で思索に耽ったかもしれません。いにしえの多くの人がこのクスノキに包まれたスポットに特別な思いを抱いて触れてきた・・・そんな気がするんですね。
常緑樹のクスノキだから、冬の間も葉は緑色に輝いています。ここは僕にとって本物のパワースポットです!