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カテゴリ:家族♪
小学校低学年の時に教わったU先生が亡くなったことを知った息子は、かなりショックをうけた。
私ももちろん驚いたが。 亡くなったのは2年前のことだけど、知ったのはつい最近だから、どうしてもお悔やみに行きたいと言う。 小学校の名簿で探して、お宅に電話をかけたら・・・お気持ちだけで十分だと。。。。。 そりゃそうです。 だいいち、時間が経ちすぎているし不気味、てか不審。 それでも、お願いして、明日お宅に伺うことになった。 ユウちゃんも一緒に行くらしい。 夜、袱紗と不祝儀袋を準備してやる。 表書きをを書かなきゃと思っていたら、自分で書かないと意味がないと言う。 なーんかヘタクソな字で、何枚か書いたけれど納得できないらしい。 紙に練習することになったが、いつになくマジメなお稽古風景。 「私の先生はね、<行人偏>はこう書くと綺麗に見えるって教えてくれたよ」とか 「楷書なら楷書のままで、変に行書みたいなのを混ぜないほうがいいよ」とか 「だいたい、一字一字よりも全体のバランスで人は判断するから、それを意識に持っててごらん」とか。 <御供>から始まって、<名前>まで、随分と練習をして、なんとか纏まってきた。 「袋は何枚もあるから、気の済むまで書いていいよ」 結局、納得できたのは、翌朝の5時頃 「ここまで熱中させる先生って何なんだ?」と自分でも言っていたし。 普段は私の言うことなど聞く気はない様子だけれど、 今日はマジメに聞いていた。 これから先、こんな時間は2度と無いだろうな、と眠い頭の隅で考えている私なのだった。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2009年01月31日 18時36分34秒
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