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カテゴリ:ともなが
ともながです。
街を歩いてたら古本屋の前にあったワゴンから強烈な引力を感じました。 ![]() WORKS OF TAMIYA 田宮模型の仕事 著者: 田宮俊作 出版社: 文藝春秋 サイズ: 文庫 ページ数: 318p 発行年月: 2000年05月 静岡にあった小さな木工所だった田宮模型の二代目田宮俊作さんの強烈な人生。 男なら誰もが一度はハマったプラモデルの世界がこんなにも奥深いものだったなんて。 読みながら思わず涙がでてしまうエピソードが満載です。 小松崎茂先生にパッケージのイラストをお願いする場面では、電車の中だったにも関わらず、涙してしまいました。 そして、工夫につぐ工夫の数々。 工夫することがなぜこんなに楽しいのか? 「苦しい」が「楽しい」 「泣く泣くプラモデルに転向する」 「本物のポルシェ911を買って、バラバラにするしかない」 こんなにも深く強烈な思いで作りこまれていたからこそ、 私も含めて、多くの子供たちが引き込まれたのでしょう。 読んでるだけで元気になってくるいい本です。 ぜひ、モノづくりに携わるヒトは読んでみてください。 田宮模型の仕事 著者: 田宮俊作 ![]() 田宮俊作さん 「われわれの商品は、売りっぱなしではいけない。模型は永遠の半完成品だ。お客さんが買ってくれたあと、ちゃんと楽しんでもらえているかどうかが大事なんだ。」 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2007年12月18日 11時43分21秒
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