どんまい

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• ３月２０日…

  ２００３年３月２０日私は卒業式の保護者席にこっそり座っていた。前任校の教え子たちの卒業式で。転勤して１年過ぎていたが私は１０年いたその学校も、中学年で担任した子どもたちも大好きだった。一人ひとりが卒業証書を手にして歩く姿を、最後尾から愛しく参観できて本当に嬉しかった。ただ…午前１０時に近付く時計の針に胸がしめつけられる思いもしていた。そう、それはアメリカから与えられた４８時間の猶予がきれ、イラク爆撃が開始されるタイムリミットだった。あれから３年、イラクの子どもたちがどれだけ犠牲になっているのだろう。家族を失い、自分の心も身体も傷つけられ、命さえも奪われているイラクの子どもたち。今も続くアメリカの爆撃…そして昨日３月２０日に新岩国市誕生。私にとっては平和への願いを新たにした日となった。

  2006.03.21

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• ８時だよ～全員集合～！

  昨日は、少し日曜出勤した後、学年末仕事を持ち帰り、今朝２時すぎまで続きをして、ひとまず第一段階が終了。少しほっとして迎えた月曜日の朝。自分の心に余裕がないと子どもたちを追いたててしまうから気をつけたいといつも思う。が、自分は次々と課題に追われ息つく間がない。気は焦ってても、廊下はあえてゆったりと歩いて気持ちを落ち着けようと試みる。子どもたちの目にはどう映ってるかな。長女が中学の時言った。「相談しようにも先生は走っていて声なんかかけられない」と・・・夜、いかりや長介三回忌番組で懐かしい「ドリフのコント」を子どもたちと見る。「８時だよ～全員集合～」のかけ声は、幼い頃の茶の間を思い出し、しばしタイムスリップ。やはり笑うって幸せな気分。それも家族みんなで。さて、いざ学年末第ニ段階の仕事に取り掛かろう！っと。

  2006.03.20

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• 赤ちゃん誕生

  この二月に算数の重さの授業で、砂場の砂を袋に入れて１Kgを測る勉強をした。みんな大喜びで久しぶりの「砂遊び」に興じていたが、早くできた人から３Kgの砂袋を作ろうか～ということになった。産まれたばかりの赤ちゃんの重さだもんね～と言いながら。測り終わった３Kgの袋を男の子がお腹に入れて歩き始めた。わっ重たい～っ！２個入れて双子！お母さんって大変なんじゃね～ねえ、先生、この赤ちゃんはどこから出てくるん？それはね…地面を黒板代わりに性教育が始まる…ふうん、やっぱりそうなん。知りたい時にきちんと正しく教えてやりたい。来年の保健の授業では改めて教える予定ではあるが。子どもは本当に素直に学ぶ。さて今日、姪に赤ちゃんが産まれたと実家の母から連絡あり。2800ｇの女の子。姉や義兄の喜ぶ顔が目に浮かぶ。人ひとりが産まれるその瞬間は必ずドラマがある。その時の幸せだった思いを子どもに伝えてあげたい。

  2006.03.19

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• カラオケでお祝い

  昨日は卒業式の午後、頭痛がして横になる。気がつくと夕方。やはり疲れがたまってたのだろう。気分が回復。夕飯済ませてから、３姉兄妹を約束していたカラオケに連れて行った。まとめてお祝いのつもりで。３人は私にはわけのわからない歌をバンバン熱唱する。７０年代の懐かしい青春ソングなど入り込む余地はない(^_^;)でもよく聞いていると、最近の歌もまんざらではない。コブクロのさくら、レミオロメンの粉雪など聞き応えあり。ともかく３姉兄妹は昔から仲がいい。その姿を見ているだけで私には幸せな時間だった。そして、今日は休日出勤(-.-;) 今週は校内の卒業式準備や我が子の用事が重なり、学年末の仕事が進まなかったから仕方ない。さあ、がんばらなくちゃ。でも、誰もいない教室でふと小休止して口ずさむ。♪なごり雪も～降る時を知り～ふざけすぎた季節の後で～今、春が来て～♪ 早く春が来るといい。

  2006.03.18

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• ♪勇気を翼にこめて～

  末娘の卒業式。我が家にとっては、１３年続いた小学校との別れの日でもあるので、ずっと孫たちを見守ってくれた義母にも出席を頼んだ。受付を済ませて担任の先生へのお花が届いていることを確認、支払い。学級委員の最後の仕事も待っていた。いよいよ式が始まる。お気に入りのロングヘアーと大好きな姉にもらった黒いハイソックスで颯爽と入場してきた娘。彼女の６年間を思い出していると姉や兄の思い出も重なる。彼女彼らの懸命でかわいい姿が浮かぶ一方で、仕事との両立で葛藤した日々も思い出され、最後の呼び掛けの歌の頃にはもう涙を堪えることは出来なかった。♪勇気を翼にこめて～希望の風にのり～この広い大空に～夢をたくして～♪ 今、歌う勇気や希望を信じ続けて欲しい。それを支えていくのが、私たち大人の責任なんだと思う。見送りの道を、祖母の手を引いて歩く娘に、大きくなってくれてありがとうと感謝した。

  2006.03.17

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• 心の状態を言葉に・・

  先日から、ある保健師さんの「発達障害児が伸び伸びと育つために親としてできることを考えましょう」というブログを読ませてもらっている｡１０歳のアスペルガーのお子さんのお母さんでもある。とても具体的に「発達障害」のお子さんのことが分かる。たとえば、心の状態を言葉で表現することによって､内的な世界をｺﾝﾄﾛｰﾙする力が養われることから、このご家庭では､信号機の色や数字で表現する方法を使っているという・・｢昨日どうして､先生にべったりと抱きついて離れなかったの？｣｢心が黄色信号だったからだよ｣｢そうかｰ｡赤信号にならないように､抱きついていたんだ｡抱きついてるとどんな感じ？｣｢安心するし､それ以上ｲﾗｲﾗがひどくならない｣｢そうなんだ､それはいいね｡でも・・・」と・・まだまだ続くが、彼女の言葉を借りて言うと「心の中を漠然と認識していると､自分でもｺﾝﾄﾛｰﾙのできない心の動きに翻弄され､考えを深めたり､人に話したりすることもできないまま､混乱を深めてしまう｡特に発達障害児は､衝動性が押さえにくくｲﾗｲﾗのｺﾝﾄﾛｰﾙが難しい､という課題を持っているお子さんが多いうえに､言語力に課題を持っているお子さんも多いし･･･｡これは､とても大切な課題だと思う。よくしゃべるｱｽﾍﾟﾙｶﾞｰ症候群の子も､言語力に問題を持っている子は多い｡TVで覚えたことは､流暢に話すのに､状況の説明はほとんどできない｡内面を言語化できないで､｢心の中が混沌としている｣状態で､漠然と悩んで､ｲﾗｲﾗに翻弄されていることが多い｡内面を言語化していくことで､頭が整理され他人の理解も得られやすくなる｡本人の使いやすい言葉を持たせてあげることが大事」と・・この『本人に使いやすい言葉』というキーワードが大事なんだと思った。このブログを多くの人に勧めたい。http://plz.rakuten.co.jp/hattatushougai77/

  2006.03.16

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• 明日があるさ

  明日がある 明日がある 明日があるさ～♪…四年前の学級だよりは「明日があるさ」…もっと一人ひとりの子どもの発達を丁寧にみていきたいと、転勤を機に希望して「障害児学級」担任になった年。初めて学校を訪れた時、校長が言った。「始めから、なにかをしてやろうなどと、思わないことだ。そばに添っていればそのうちその子が必要なことを教えてくれる」と。おかげで３年間焦らずその子のペースに合わせて過ごせた。「明日があるさ～」と。でも「通常の多人数学級」担任として１年を終えようとしている今、改めてその言葉を問い直している。

  2006.03.15

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• スイングボール

  学校の運動場のブランコに座ると、フェンス越しに海が見える。海に向かってブランコをこぐことができるなんて、本当に素敵だと思う。それに反対側の隅には、昔、育友会が作ってくださったというアスレチックもある。今日は五時間目と六時間目の間に、クラス全員でここで遊んだ。ロープを使った遊具がずらり。タイヤの塔のぶら下がりロープ、揺れる橋わたり…なんといっても大人気は、スィングボール。ロープにつながった大きなハッポースチロール球にまたがり揺れたり回ったり…子どもたちには必要な遊びだとつくづく思う。いつか感覚統合理論を学びたいと思っている…あ～学年末で時間の余裕はないけれど、子どもたちとは良い時間を過ごしたい。

  2006.03.14

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• ドライブ

  今日は、放課後年休をもらって山口市へ。実はある人のために月に一度こうやって高速をとばして四年になる。でも今日は最後の日。この四年間、大変でなかったと言えば嘘になる。疲れをとるために途中のサービスエリアで仮眠をとったことも度々ある。つらい思い出もあるけれど、終わりよければすべてよし。私は好きな歌を口ずさみながら、ドライブするのが好き。自分にとってはいい時間だったとも思う。帰りはいつも深夜。さあ又明日から頑張ろう。

  2006.03.13

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• 子どもは見ている！大人の姿…

  住民投票が過半数を超えて成立し、涙がでるほどうれしい。今日まで頑張ってこられた皆さん本当にご苦労様でした。市外から応援して下さった皆さん本当にありがとうございました。この機会に改めて感じたことは、地域の、国の政治の主役は「偉い」政治家さんたちではなく、私たち国民なんだということ。一昔前は、高納税者しか選挙権はなく、女性は政治のカヤの外だった。戦争という大きな代償を払って作られた「日本国憲法」の元で「国民主権」が実現した。今回の住民投票は、その結果に拘束性はないとはいえ、まさに国民主権の行使だと思う。地元の意見が冷酷に無視されないように強く願う。また今回は、当時小学生に配付された「あたらしい憲法のはなし」の中にあるように、いろいろな意見を聞き、比べて判断することの大切さを考えさせられた。「反対」の立場であっても、「賛成」やその他の意見も聞く機会がたくさんあった。「色眼鏡」の怖さも感じた。また、なによりも今回の大人の生き様を子どもたちは見ていた。自分たち地域の問題を真剣に話し合い行動するたくさんの大人の姿を…最近の国会中継を見ながら、我が子が「 大人ってなにしよるん」といった言葉にドキリ。今の子どもは～とため息をつく前に、大人が自分自身を鏡に写してみるべきなのかもしれない。ともかく住民投票の成立本当に良かった(^-^)

  2006.03.12

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• 田んぼであそぼ！

  明日の住民投票を心配しながら…二女と田んぼに出かけた。子ども劇場でお馴染みの場所。何年も前に始めたころは、まだ周りがみんな田んぼだったけど、今は会員さんがここだけ残して下さっている。風は強いがもう春の風。劇場役員さんたち手作りのおでん、パン、むすび、クッキー、ケーキなど並ぶ。広い田んぼでは、手作り凧揚げ、草野球、ベーゴマ…思い思いに大人と子どもが一緒に過ごした。私もベーゴマに挑戦。なかなか難しい。子どもに「はしゃぎすぎ」と言われたって、苦労して紐をつけ、回った時の喜びはこらえ切れない(^-^) こんなのどかな時間や空間、そして仲間…この「平和」を壊しちゃいけないとつくづく思う。

  2006.03.11

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• ♪カントリーロード♪

  ある年の４年生のクラスで、給食を食べながら観た映画『耳をすませば』…当時の学級通信で書いている…「私は、天沢聖司のおじいさんが月島雫に言った言葉〈始めから完璧にやろうなんて思ってはいけない〉〈雫さんも聖司も、その石（エメラルドの原石が含まれている緑柱石）みたいなものだ。まだ磨いていない、自然のままの原石。自分の中に原石を見つけて、時間をかけて磨くこと…〉が、とっても好きです。この子たちが自分の目指す道を考え始める頃、そして好きな人ができて悩む頃、この映画のことを思い出してくれたらいいなと思います。」と。あの子らも今年二十歳。もう自分の中の原石を見つけて磨いているかな～まだ探してる最中かな～とふと思う。早くから大人が子どもに完璧を求めず、じっくり原石を見つける時間やきっかけを与えてあげたい、そしてじっくり磨く時間も…そして育って欲しい、どの子も自分を愛せる人間に。

  2006.03.10

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• ムーン

  長男コレクションＮｏ２…小学校四年の時のクリスマスプレゼントでもらった天体望遠鏡。今でも時々、彼はのぞく。月や星にも、やたらと詳しい。土星のわっかも見せてもらったことがある。「あっ今日は上弦の月だ」とか「あっ金星が見える」などと言って、空を見上げるような心の余裕のない時も、私の目を空に向けてくれる。

  2006.03.09

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• 菜の花

  うちの長男が珍しく早起き！？今日は公立高校の入試のため、学校が休校。楽しい計画があるらしい。２年前の今日を思い出す。受験生は緊張の朝。もちろん親も。今年受験する教え子たちに思いをはせながら朝食を作った。Good Luck ! さて、わが息子。決して立派な？子ではない。小学校時代は親にとって、個人懇談に行くのも勇気がいる子だったけど、私はこの子の親で良かったと思ってる。彼が中学の立志式の頃「先生って、母さん見てたら大変そうだけど、楽しそう」と言ってくれた言葉が今も私を励ましてくれる。んもう～と思うところは母親ゆずり…(^_^;)でも、凝り始めたことに知識は豊富。小学時代…野鳥、天体、歴史…時期がくると興味が次に移ってた。今は弓道、カラオケ…そろそろ受験に凝ってくれたらいいな（笑）私の携帯の待ち受け画面に使ってる、彼が撮った写真の一枚。私は彼が撮る写真が好き。

  2006.03.08

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• 僕らの空にはハトを♪

  ♪ファントムよりもハトを飛ばして♪・・お願い　教えてください　どこへ行けばいいのか　うちは焼けて帰れない　身体は燃えてしまった　ファントムよりも僕等の空には　平和のハトを飛ばしてほしい　ファントムよりもハトを・・♪　どうして　日本の空から　アメリカの飛行機が落ちるの　平和なはずの　日本の国に　どうして基地があるの・・♪　僕には分からないけれど　大人のあなたには分かるでしょう　どうしたら本当に平和な空が　帰ってくるのか　僕等の明日を　返してほしい　僕等の明日を　返してほしい　生きているあなた達の　あなた達の力で・・♪・・１９７７年９月２７日、神奈川県の横浜に　ファントムが、火を噴いて墜落したんです。付近は一瞬にして火の海に。９人が大やけどを負い、２児の幼児は翌未明、苦しみながら相次いで息を引き取ったそうです。二人の幼児の母、和枝さんも、自ら大やけどを負い、我が子の死を知らないまま苦しい治療を続け、５年後非業の死を遂げました。当時絵本にもなったこの事実。大学生だった私は泣きながらこの哀しい歌を仲間と歌いました。そうか、あの基地から、岩国にやってくるって言うんですね。日曜日、１５００人の１人として、「３・１２GO」の人文字となりながらこの歌を思い出したのです。

  2006.03.07

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• 心が疲れた君へ

  私のクラスで、CAP子どもワークショップをしたのを覚えてますか？何年かぶりに復習してみようか。Child Assault Prevention・・１９７８年アメリカのオハイオ州で作られたこのプログラムで、私は君に子どもの３つの権利を教えました。SAFE－安心（安心して生きる権利） STRONG－自信（強く生きる権利） FREE－自由（自由に生きる権利）・・今君にこの３つの権利がありますか？　この権利がなくなると・・恐怖と不安で、無力感に陥り、行動の選択肢を失うことになります。この大切な３つの権利が奪われそうになった時は、どうするんだった？そう・・NO（いやという）　GO（逃げる）　TELL（相談する）だったね。それは「自分を大事にする」ことにつながるのです。君には内なる力があるんだから。私は担任した時から、ずっとずっと君を応援してるからね。これからもずっと・・だから、大丈夫。君はひとりじゃない。

  2006.03.06

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• TO　BE　の性教育

  朝９時岩国を発ち、チャイルドラインの仲間たちとセミナーパークへ。山口エイズボランティア事務局長を迎えた研修講座に出席。講師は私と同世代の男性（もともと高校物理の先生）。チャイルドラインを利用して電話をかけてくる子どもに多いのが「性の悩み」ということから、運営に関わるもの自身の「性」への正しい知識と認識が問われている。「性」と言えば一部で「性行為＝to doの性」と誤解されているが、「人間の、男の、女のあり方（生き方）＝to beの性」だと言う話にまず共感。その後の今日のテーマは「男の子の性を考える」。学校でも私はこれまで「性教育」の授業はしてきたが、異性である男の子の性については知らなかったことが多かった。具体的には　１科学としての男の性を学ぶこと　２生殖能力をもつことの自覚を育てること　３「関係」としての性認識を育てること　４「幻想の性」と「現実の性」について考えること　５ジェンダーフリーについて考えること…正しい知識を大人自身が身につけて、子どもに伝えていくと性被害も減り、子どもたちが悩み苦しまずにすむだろう。これだけ、性が商品化され、間違った雑多な情報が氾濫する中で、「男の子は放っておいても自然に学ぶ、俺たちだってそうだったと思うこと」の危険性をも話された。最後に、増えているエイズの情報に触れられ、山口エイズボランティアの活動の紹介があった。詳しくは「山口エイズボランティア」のホームページを検索すると学べる。自分の生き方をも考える機会となった研修だった。

  2006.03.05

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• 休養日

  今朝は起き上がれなくて…やはり疲れがたまってたかな(^_^;)無理して起きたら頭痛。障害児さんのミニディサービスのボランティアも急きょお断りの電話を入れた。迷惑かけてしまったかも。昼ごろまで横になって少し回復。学年末のまとめの仕事が山ほどあるので学校にも休日出勤考えていたけど、今日は無理だな～結局腹をくくって「休養日」とした。長女が見ていた韓国映画「猟奇的な彼女」を覗く。「運命は努力した人にかかる橋」…コメディタッチの話だったけど心に残るものあり。あ～明日はまた頑張れそう(^-^)

  2006.03.04

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• 親子で幸せ・・

  今年もまた、「６年生を送る会」の日が来た。朝、出かけの二女に、珍しく「ハンカチ持った？」などと聞く。「だって、今日は６年生が送られる会でしょ。涙出るかもよ」と。どの学校でも、６年生に最後の素敵な思い出を創ろうと工夫しながら練習・準備をする。二女にも良い思い出ができることを祈りつつ、わが職場に向かう。３年生は「かさじぞう」の音楽劇と歌「ぼくのひこうき」のプレゼント。・・「先生～ピアノの○さん欠席です！」「えっ！！」・・あんなこんなで、１００点満点とは言えないけれど、あの子たちらしさが一杯の発表になったと思う。発達障害の○君も、みんなの中で堂々とせりふや歌を歌ってた。何をしていいか分からず不安が一杯になると、その場から逃げたくなる彼。だから、分かりやすく、そして、ここまで頑張ったら「終わり」が来ることを文字で彼に伝えていた。きっと分かってくれたんだと思う。それに、ちょっと不安定になりかけると、後ろの女の子が彼の肩をさりげなく触れてくれる姿も嬉しかった。彼の周りが優しくなる。この子たちが卒業を迎えるのは３年後。どんな６年生になってるかな。・・夕飯時、「１年生の発表がすっごくかわいかった～」と嬉しそうに話す二女。親子で幸せな日でした。

  2006.03.03

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• 心の暖炉に…

  昨日の卒業式当日の続き…風の谷でのコーヒータイムは、娘が友人たちと昼食をとる間の待ち時間だった。夕方再度合流して、今まで一人暮らしの娘を助けてくれた友人たちのご家庭へあいさつまわりをした。時にはおかずを持たせて下さったり、時には家に泊めていただいたり…娘の高校生活はたくさんの人に支えてもらった。あいさつも終わって最後に娘と食事をしに珈琲専門店へ。ここはよく二人で訪れた。ハーブや有機野菜などこだわりのあるセンスのいいお店で、座っているだけで心が落ち着く。マスターがテーブルで「今日は？」と言うので「卒業式なんです」と答えると、物静かに「おめでとうございます」と。たまったスタンプカードを最後の食事券に使おうとふたりで決めていたので、レジで支払い。おつりと新しいスタンプカードをなにげなく手にして店を出た。あれっ？スタンプがたくさん押してある！もしかして…振り向くと、出口の扉の窓越しにマスターの優しげなまなざしが見えた。娘が、再度店に向かい「ありがとうございます」と言えば、マスターはにっこりほほ笑みながら、「たくさん来ていただいてありがとうございまし た。お礼のしるしです」と。雨の降る寒い夜だったけど、心の中の暖炉に灯がともったよう。卒業式の日は人間の温かさを感じた素敵な日だった。

  2006.03.02

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• 風の谷

  今日は高校の卒業式。なぜか長女は車で片道２時間弱もかかる町の高校へ通っていたので、今日は今年度初めて一日年休をとった。昨日学校で遅くまで残って、自習やあれこれ準備や依頼をしておいたので、クラスのことは気にはなりながらも今日は一日母親。いつもより一時間早く起床して７時に出発、高速に乗った。あ～何度も往復した路。朝も夜も…。卒業式は苦手です。あれやこれや思い出している時に、人の涙見ただけでつられてしまうから。今日はドライにドライに～と自分に暗示をかけた（笑）自分が意思を通して決めた高校だから、娘は自分の学校が大好きで、いろんなことがあっても学校をやめたいとは言わなかった。一人暮らしで頑張った。でも親も頑張ったよ。帰りに自分へのご褒美に、好きな喫茶店に寄る…風の谷。ストーブの前で寝転ぶ猫を眺めながら飲むコーヒーは美味しかった。さ～明日は又頑張らなくちゃ。

  2006.03.01

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• 心の金メダル

  なわとびのクラスマッチ。団体の種目は長なわとびとリレー。あいにくの雨天延期で二週間ぶりに、今日、最後のなわとびリレーを行った。走者はクラスで１２人。苦手な人のために、くくったなわとびを背中にして走る人をクラスで４人とした。うちのクラスは広汎性発達障害の○君と◇君が走るから、足の早い☆君と◎君が応援に加わる作戦をみんなで考えた。スタートからぐうんと差をつけてくれて、まず○君にバトンタッチ。安心のために手に持っていた本を教頭先生に預け、○君は走る走る…。とてもいい顔で。次は◇君にバトンタッチ。とてもいいホームでゆっくりと軽やかに…二人とも体育はあんなに苦手だったのに。この１年、クラスの仲間たちが彼らの不安を和らげてくれたとつくづく思う。でも結果は、２位との大差。それを受けて、次の☆君◎君が走る走る、走りなわとびの子らも猛スピードで追い上げる。でも、力及ばず最下位で終わった…悔しかっただろうな。教室に向かいながら、どう彼らに声をかけようか思慮する。黒板に「心の金メダル」と書く。「悔しかった人正直に手をあげて」と言うとやはりたくさんの子が挙手。○君 たちに気をつかって本心に蓋はさせたくなかった。頑張ったんだもの。負けて悔しいのは当然。その気持ちは受け入れてあげたかった。その上で、以前、オリンピック競技で、転覆したボートの救助をしたために金メダルを逃したある国の選手の話をしながら、目には見えない「心の金メダル」の話をした。静かに聞いてくれた子どもたち。今日はみんなに心の金メダルをあげたい！と話す。○君も◇君も最高の笑顔で頑張れたのは君たちのクラスだからだねと。頑張った○君◇君に大きな拍手！そして二人と一緒に力一杯走った選手も大きな拍手！目にみえるものだけでなく、目にはみえないけど価値あるものが、分かる人になって欲しいとつくづく思う。そして私もそうありたい。「心の金メダル」受け取ってくれたかな。

  2006.02.28

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• 懐かしい友から

  実は、身分を明かさずに、「王様の耳はロバの耳」気分で、日頃の愚痴や泣き言なんかを書こうと始めたブログでしたのに・・根っから「真面目な」私は、一昨日のような日記（住民投票のこと）を少し思いを込めて書いたら、信頼する人々に読んでもらいたくなってマイブログだと公表してしまいました（苦笑）・・でも、良かったことがたくさんあります。その１つは、大学時代の懐かしい友人から「ブログ、全部印刷して読みました」と返信メールが届いたことです。「え～全部～！」とびっくりしましたが。そう２０数年前、苦楽を共にして学んだ友人です。「先生になりたい」と入学した教育学部。当時の私は、中四国教育系学生ゼミの常任委員を引き受けていました。鳥取の大学の彼をはじめ、岡山・広島・香川・高知・・から常任委員が定期的に集い、ゼミ大会の準備・運営をしていました。徹夜同然で話し合いをしたこともありました。「子どもにとっていい先生になりたい」と言う思いは一緒でした。卒業してからは、それぞれの地で、子どもと共に生きている仲間たち。たんぽぽの綿毛のように、それぞれの地に根をおろし頑張ってるんですよね。♪花には太陽を子どもらには平和を・・♪当時の若き思いを彼のメールが思い起こさせてくれました。よし、頑張るよ。

  2006.02.27

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• 子どもと過ごす幸せ

  さっき、家の近くのイタリア料理店に息子と娘を連れて行ってきた。財布の中身を心配しながら・・昨年の台風で大被害にあって、最近やっとリニューアルオープンしたばかりのお店。昨日、今日と昼間家を空けてゆっくり話を聞いてやれなかったし、リニューアルしたら１度だけ連れて行ってあげようと約束してたので。火曜日に定期試験を控え昼間に勉強を頑張るという息子の「ご褒美」でもあった。果たして、それを目標に頑張ってくれたやら・・実は、昨日は、保健室の先生たちの学習会に参加させてもらって、「解離性障害」という症例を学んだ．嫌なことは忘れるとか、何かに熱中して時間がたつのを忘れていたとか、日常的に私たちは「解離」をしているとか。でも心的外傷やストレスによる「解離」となると、聴力や視力が低下したり、運動機能が麻痺したりと心配な「病気」となるという。幼児期や児童期の経験が思春期になってそのような症状として現われるかもしれないとなれば、今私が一緒に過ごしている子どもたちを大事にしてあげないといけないなあとつくづく思った。そして今日は、ボランティア養成講座で音楽療法の紹介講座。私は自閉君担当で、しっかり楽しみながら学ばせてもらった。ただ、ほとんど初対面なので、最初はコミュニケーションが難しかった。でも、だんだん彼の行動の意味するところが察しがついたので、途中からはいろいろ彼に合わせてサポートできたかなと思う。講師の先生も最後におっしゃったが、始めは彼の横で彼のリズムに合わせて歩いたりしていると、彼がこちらを意識し始めて関係性ができていくと。昨日も今日も共通して言えることは、支援も教育的な指導も、まずは信頼の関係性を作ることが第一歩だと言うこと。養護学校に通っている彼、同じ校区に住んでいるのだから、運動場に遊びにおいで～待ってますよ。

  2006.02.26

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• 反対に○で子どもたちの未来を守る

  ３・１２の岩国住民投票・・「ボクたちには選挙権がありません　ボクたちの未来を守ってもらうのはだれにたのめばいいの？　パパ　ママ　おじいちゃん　おばあちゃん　せんせい　・・」そんなチラシを見て心が決まった。私は「反対に○」をします。防府の知人からもチェーンメールが届いた。・・「実は 私は少年期まで基地のある川下地区で育ちました。幼い頃、米軍基地からのゴーっという夜中のすごい飛行機の騒音に身をすくめて過ごしました。「お父ちゃん、戦争が始まるん？」と聞くと父親は肩を抱いて「戦争の練習をしよる」と教えてくれました。あの頃は夜の“外人街”はにぎやかでした。当然酔っ払いのケンカも含めた「犯罪」も日常茶飯事で、MP(アメリカの警察)もよく出動していました。通学路の路上には血のあとがありました。今回の移駐問題を、この間ずっと防府から注視しています。」・・「移駐が実現すれば、常駐する米軍機は倍増し、岩国は極東最大の空軍基地「沖縄の嘉手納基地」を上回り、米国の中心的な軍事基地になります。（敵国の第一の標的となる等々様々な観測があります。）さらに米国は、普天間基地の空中空輸機（12機）も岩国に置くことを要求しています。」・・「まずは「反対」でも「賛成」でもいいから、市民にも意思がある。という意味で投票場に足を運んで欲しいのです。開票率が５０%を下回ったら開票されず、岩国市民の意識の低さを全国に知らしめることになります。とりわけ「岩国の住民は基地には関心なし。これに関しては、国の言いなり」という見方をされます。国は「もうこちらで米国と約束したから岩国は素直に受けなさい」と言っています。・・「次に、「投票」は、（賛同して頂けるならば）私に代わって「反対」と意思表示して頂きたいのです。基地がふくらめば確実に増えるものがあります。騒音（腹の底から地響きを感じるそうです）と事故と、そして『犯罪』です。移転に伴って、米軍人だけでも1600人が厚木から岩国に来ます。その殆どが男性ですから、『犯罪』とは、「傷害」「殺人」の他、女性と子供を巻き込んだ『性犯罪』です。それは、沖縄、横須賀、厚木等の例でも示されている通りです。特にこの『性犯罪』については、明るみに出ていないもの（泣き寝入り）も多くあると考えられ実際の被害は未知数です。米国人を全て否定しているわけではなく、そういう事件が起こりやすい環境が高まるいうことを言っています。巻き込まれるのは、あなたかも知れないし、あなたの家族や友人かもしれません。とにかく岩国市民です。」・・私は投票権の無い、「過去の子どもたち」と「未来の大人たち」に代わって反対に○をします。

  2006.02.25

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• ２４日

  岩国子ども劇場のおやじの会が数年前から、里山プレイパークをしている。熊毛の会員さんが小さな山を貸して下さり、木や竹は切り放題。私もこれまで何回も娘と参加したけれど、本当に「遊び」の原点を体験できる。のこぎりやキリ、時にはチェーンソーなどの道具をおやじたちは使わせてくれる。娘は最近、木と木をロープでつないだシーツのハンモックを楽しんでいる。おやじたちが木材をふんだんに組み立てたアスレチックで遊ぶこともできる。私はもっぱら、焚き火をじっと眺めて過ごす。心まで温まる。ゆれる、すべる、つかむなど、運動感覚遊びが大切な子ども時代。プレイパークの役割は大きいと思う。

  2006.02.24

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• ２３日

  ふとつけたテレビで「ご近所の底力」というのを放送していた。なにげなく見始めて引き込まれていた。「認知症」の早期発見と進行を防ぐケア。スーパーや消防署などいろんな職場に市役所からの出前講習がなされ、認知症の正しい理解と対応が学ばれている地域。お年寄りがスーパーで勝手にバナナを食べ始めても、レジを通らずに商品かごを持ち出しても、すぐに叱責せずに優しく対応する店員さんの姿に心が温まる。認知症の人がいなくなり警察に電話すると、警察からタクシーやコンビニ、ガソリンスタンド、ラジオ局など地域のあらゆるところに連絡が行きみんなが探してくれるＳＯＳネットワーク。認知症の人がいる家庭が申し込めば、介護経験のある先輩が訪問して助けてくれるボランティア登録システム。なんと２００人のボランティアが登録されているとか。そして認知症の人のためのデイサービスやグループホーム。認知症の人とその家族を支える地域作りは、障害のある人と家族を支える地域作りとも重なるように思えた。そんな人間を大切にする優しい地域・社会の中で子どもたちには育ってほしい。これ以上子どもたちを加害者に も被害者にもしたくない。そのために私たち大人が、今するべきことはたくさんあると思う。

  2006.02.23

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• ２２日

  末娘は小学校６年生。私はＰＴＡの学級委員を受けている。実は、上の姉兄の時も６年で立候補して学級委員をした。今回は前と違って勤務校が遠くになったことや仕事内容が増したことで躊躇したが、くじ引きで見事当たってしまったのだった。でも、自分の仕事ばかりに目をむけがちな私だから、学級委員でもして我が子の最後の学校生活をもっと大切にしてやれということだろうと考えると、一年を振り返り、受けて良かったと本当に思う。確かに我が子のクラスの様子がよくわかった。お母さんたちとも知り合えた。でも、昼間の役員会には一度も参加できなかったし、迷惑もかけた。申し訳ないと思う。卒業まで後わずか。卒業記念品のお世話に、卒業式の花束やカードの準備。我が家最後の小学校卒業に向けてもうひとがんばりしようと思ってる。

  2006.02.22

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• ２１日

  朝、職員駐車場近くで、中学年の子が縄跳びしながら担任の先生を待っていた。ちょっとたどたどしい跳び方だけど「○○ちゃん上手になったね～」と声をかけると、嬉しそうに何度も跳んで見せてくれる。「ここは危ないから向こうでやった方がいいよ」と言うけど一向に行こうとしないので、まっ大丈夫かな。と通り過ぎた。ふと見ると、すぐそばの石の上に連絡帳が開いて置いてある。あらあら！と閉じかけてよくみると…「今日は７回も跳べました」という担任の手紙。その下に「だんだん上手になってとても嬉しいです」とお母さんのお返事。あ～この子はこのページを担任にいち早く見せたくて待ってるんだなあ～と思うと、本当にかわいらしいなあと思った。連絡帳の一言で子どもって幸せな気持ちになるんですよね。

  2006.02.21

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• ２０日

  くつ隠し？…昼休みの後ある子が自分のくつがなくなったと泣きそうな顔をして相談にきた。そんな時は、脱いだ場所の勘違いの場合も多い。がそうでもないかもしれない。同じ班の子らと、そうじはいいからゆっくり探してごらんと言ったが、やはり見つからない。次は、五時間目クラスみんなに話して探した。すぐに出て来た。見つけてくれた子はもちろん、探してくれたみんなにお礼を言う。もしクラスで探しても出てこなかったら、学年のみんなで探してもらうつもりだったよ。それだけくつが無くなることって大変なことだからと話す。誰がくつを黙って動かしたかなんてつきとめることより、今はそれがどんなに大変なことなのか分かってくれたらいいのだと思う。あ～でも出てきて良かった。

  2006.02.20

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• 19日の日記

  今日は「発達障害の子どものいる親の会」の総会に出席した。代表のお母さんをはじ め、会の中心になっている人たちは本当によく勉強されているといつも感心してい る。NPOの認定も受け、子どもたちの将来を見据えた活動には頭が下がる。それに、 同じ子どもを持つ親として、こんなに自分の子どものことを考えているだろうかと思 うと恥ずかしくもなる。私も勉強させてもらうつもりで、賛助会員として応援してい きたい。 ----- Original Message ----- From: > To: ??????@mx5.tiki.ne.jp> Sent: Sunday, February 19, 2006 11:28 AM Subject: 19日の日記

  2006.02.19

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• 18日の日記

  教え子の披露宴・・１５年前の教え子が結婚しました。前々任校の６年担任の時の。 あの年の思い出は、学級だより「花さき山」集につまっていて、昨日の事のように覚 えている私です。あの頃はともかく子どもたちの日記を読むのが大好きで、毎日日記 を書いてもらっていました。勿論出さない子も中にはいたけど、学級だよりに載せて みんなで読みあううちに、ほとんどの子が書いてくれていました。数行しか書かない 子には、私がお手紙を長々と書いて返していましたし。時には６年生らしく、私の指 導への批判を書いてくれる子もいました。読みながら自分を振り返り、もっともな意 見にはきちんと学級だよりを通じて、反省とお詫びの言葉を載せたりもしました。逆 に再度私の思いを載せたこともありました。あ～懐かしい６年３組。今回結婚したの は、そのクラスの１人です。たった１年しか担任しなかったのに、あんなに素敵な宴 に招待してくれて私は本当に幸せな教師だとつくづく思いました。感謝感謝です。 ----- Original Message ----- From: > To: ??????@mx5.tiki.ne.jp> Sent: Saturday, February 18, 2006 11:33 AM Subject: 18日の日記

  2006.02.18

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• 16日の日記

  今日は、校内研修発表終了が勤務時間を過ぎてしまい、それから同学年会。帰りが う～んと遅くなってしまった。どんなに時間外になっても超過勤務がつかないのが私 たちの定め。我が家の子どもたちは、幼い頃から、そんな母親を待ちながら育ってく れた。今日も遅く帰宅したら・・・長女が手料理を作ってくれていた。本当においし い「親子どんぶり」だった。 ----- Original Message ----- From: > To: ??????@mx5.tiki.ne.jp> Sent: Thursday, February 16, 2006 11:25 AM Subject: 16日の日記

  2006.02.16

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• 15日の日記

  １日入学・・・来年度の１年生たちがやって来る日。あいにくのお天気で、寒空。で も、元気いっぱい体育館の中を走り回る子もいる。お母さんの服の後ろに顔をうずめ てやってきた子もいる。新しい環境へ変わる期待と不安。そんな親子をあたたかく迎 えてあげたいと思う。学校は怖いところじゃないよって。だから、なんか気になっ て、係でもないのに、ついつい受付をのぞきに行く。そして、ついつい、不安そうに 座っている親子に向かって、「ちょっと手遊びしましょうか！」・・・４月待ってま す。 ----- Original Message ----- From: > To: ??????@mx5.tiki.ne.jp> Sent: Wednesday, February 15, 2006 11:45 AM Subject: 15日の日記

  2006.02.15

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• 14日の日記

  宿題・・我が子が小学生になってから、「無責任」に出せなくなった。一律に先生が 出す宿題は、ある子には５分もかからないが、ある子には何時間もかかることがある んだと分かったから。数年前「真面目な」小学生の娘が、泣きながら机に向かってい ることがあった。話を聞いてみると、朝自習で出来なかった課題がたまっていて、そ れをやっていかなくちゃいけないと・・今晩中にはできそうに無い量だった。くわし く聞いてみると朝自習のときに何かする係でいつもできずにいるうちにたまってし まったとか。今、私は、決まった宿題を３つ出すことにきめている。本読みカード、 漢字練習、算数プリントか自主学習ノート。決まっているから、提出も１００％近 い。提出率のいいのは・・・実はやって無くても出すことになっているから。宿題を なぜやるかを話してある。やるのはあくまでも自分の為。最近頭を良くするトレーニ ングなんかで、音読の効果も言われているが、それも話した。結局自分のこと・・で も、気になる子はピックアップして個別に指導をしている。手製の算数プリントに は、かかった時間を書く欄を作っている。時計を見ながらやると本人が集中できると 思うし、なによりもこちらの加減ができる。３～５分の子が多い中で、３０分とか４ ５分とかかかった子には、よくがんばってきたんだねって声をかけたくなってくる。 私たち大人は、子どもの目に見えない部分をしっかりキャッチすることが大切だとつ くづく思う毎日をすごしている。 ----- Original Message ----- From: > To: ??????@mx5.tiki.ne.jp> Sent: Tuesday, February 14, 2006 11:43 AM Subject: 14日の日記

  2006.02.14

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• 13日の日記

  朝の健康観察・・・１人ひとり名前をよびながら、返事の声と表情を観る。たくさん の子どもがいたら、１日に一度も声をかけなかったり、顔を合わせない子も出てきそ うで、とても大事にしている時間だ。「はい！元気です」と言いながら、声に元気が 無かったりする。そんな子は、１日気にかける。「はい！おなかが痛いです」「何で かな～？」「たぶん、スポ少の打ち上げで食べ過ぎたからだと思う」などとその子な りに原因も考えさせてあげる。自分の体は自分が主人公。管理するのは自分だもの。 「はい！右手の・・・？」と言いながら手首を押さえている子には、「てくび」とア ドバイス。「右手の手首に怪我をしています」体の部所・・ひじ、ひざ、ひざの裏、 足の甲・・それも大切。今年は「はい！」の声が非常に大きい子がいる。あまりに大 きすぎて、耳を押さえる子もいるほど。幼さを残す子は、まだコントロールが効かな い。「１，２，３，４，５の３くらいの声にしてね」とアドバイス。すると、「hai !」と極端に小さくなる。そうか～まだもうちょっと時間がかかるかな～と思い「hai ！wakarimasita」と私も小声で返す。１人ひとりと向き合える楽しい時間でもある。 ----- Original Message ----- From: > To: ??????@mx5.tiki.ne.jp> Sent: Monday, February 13, 2006 11:33 AM Subject: 13日の日記

  2006.02.13

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• 12日の日記

  先週の金曜日は、ちょっと早いけど、本年度最後の参観日でした。発達障害の子も、 いろんな子もいるこのクラスで、私が願ってきたのは、お互いの違いを認め合いなが ら、共に生活できる力をつけてほしいと言うことだった。最後の授業は、「特殊学 級」の子と共に行う交流授業・・体育とした。体育館のフロアの周りに、マット、ト ンネル、跳び箱、三角コーン、平均台、フラフープを使って、アスレチックを子ども たちと作った。参観者には、１人ひとりがアスレチックにチャレンジする姿から、１ 人ひとりの個性の輝きを発見してほしいと思った。スピードの速い子、ゆっくりじっ くり進む子・・思ったとおり、アスレチックにチャレンジする姿は個性満開！そし て、真中では、長縄跳び・・８の字跳び・・みんなが協力して跳ぶ姿を見てもらっ た。苦手だった子もこの間の練習でかなり跳べるようになっていた。なによりも自閉 症の○君が跳んだ！大拍手が起こった。本当に素敵な子どもたちに拍手拍手の参観日 だった。 ----- Original Message ----- From: > To: ??????@mx5.tiki.ne.jp> Sent: Sunday, February 12, 2006 11:38 AM Subject: 12日の日記

  2006.02.12

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• １１日（土）

  週休日の今日、この地域の小中高の教員が集う、合同教研集会に参加した。小学校現場からの報告を依頼されていたので、夕べ遅くまでかかって、レポートを書いた。テーマは「子どもの困り感、教師の困り感」・・・私は特別支援教育コーディネーターをしている。軽度発達障害の特長の見え隠れする子どもたちは、「困った」子ではなく、「困っている」子だという思いで、１人ひとりのその「困り感」を考えながら支援している。クラスの子だけでなく、いろんな子どもさんの相談を受けながら、教員が子どもの「困り感」に気づいて、親子を応援しながら、適切な支援方法を探り取り組んでいくことが大切だとつくづく感じている。そんな思いを伝えたかった。午後は、ボランティアの会の研修会になんと「助言者」としてお誘いを受けていた。そんな立場ではないと思いつつ参加した会だったが、またたくさんの素敵な人たちに出会えて、参加してよかったと思う。

  2006.02.11

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• 雪

  朝から、降りしきる雪。教室の窓から、雪を見ながら授業するのは珍しい。当然、子どもたちは、そわそわ。それでなくても、月曜日は連休あけで、いつも落ちつかない。運動場側のカーテンを閉めていても、心は外ですでに遊んでる。休み時間になって飛び出していく子どもたち。本当に素直・・・

  2006.02.06

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• 初日記（３日）

  社会の勉強で、地域の消防設備のたんけんに出かけた。坂道の少しきつい団地だけ ど、みんな良く歩いたと思う。実は、私も下見は車だったので、歩きは初めて。この 団地は、下から１番通り、２番通り・・と道路が横切っていて、一番上は８番通り。 下見では、４番と８番通りに「消火栓」があることを確かめていたけど、４番通りの 地面をみんなで囲んでみると、なんとそれは「防火水槽」・・あれれ・・８番通りに 上ったついでに、広い公園で遊ぼうと言うことになって、公園に行きかけたら、その 角になんと教科書そっくりの「消火器」が・・あれれ・・子どもたちは大喜び。公園 でひとしきり遊んだ後、８番通りから、「下界」を眺めながら帰る。あ～いい気持 ち。団地にすんでる男の子が「近道あるよ！」と言うから、ついて行ったら、本当に 近い！が、気がつくと、他人の庭！「すみませ～ん。通してください！」とお願いし ながら、３３人が通過。後から、お詫びの電話を入れる。でも、地域の人って、優し い。うちのクラスには、自閉症の子が２人いるけど、歩く姿も遊ぶ姿も、みんなに しっかり溶け込んだ風景に心が温かくなった地域たんけんだった。 ----- Original Message ----- From: > To: ??????@mx5.tiki.ne.jp> Sent: Sunday, February 05, 2006 11:32 AM Subject: 5日の日記

  2006.02.05

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