CATのアメリカ東海岸留学

2007/10/30(火)12:32

アメリカの大学院の入り方(その2)

じょん・どーさんがリアルでお間抜けな「Uneducated な話」 のエントリーをアップされたので、もしよかったらどうぞ。 「ケータイに届いた迷惑メールの文面に日本の将来を憂いてみる」 さて、話はかわってマスコミの「特派員」なる人たちの話。 彼らはあくまでも「腰掛け」で、現地の状況をちゃんと 腰を据えて伝えている人はなかなか少ないと思ってるん だけど、それを象徴するような記事を見つけた。 「ワシントン 想定外のチップは嫌」 ここまで現地の事情を知らないとは・・・。まずは「地球 の歩き方」でも読んで勉強したら?ってかんじ(苦笑)。 またまた話はかわって先日のエントリーからの続き。 日本人が(寄付金を含む)コネをもってして、日本人を アメリカの大学や大学院にねじこむというのはありえる話で アメリカの、特に私立大学は、大学にとってメリットあり (ということは、在校生や同窓生にもメリットあり)という ケースはそれを受け入れることが多い。アメリカ人だって 同じことをしているわけだから、日本人だからって断る理由 もないわけだし。 さて、わけあって、アメリカの某有力私立大学の日本人 教授の家の夕食会に招かれた時の話。 その会には、当地に本社をおく、日本の大手企業の北米 支社長の一家も招かれていた。ご夫婦と、いっしょに ついてきた20代後半のお嬢様お一人。恐らく日本だったら (アメリカでもか?)「家事手伝い」ってやつ? さて、色々話をするうちに、このお嬢様がその某私立大の 大学院に入るという話になった。専攻は化学。「何もする ことがないので、大学院にでも行こうかと・・・」とは ご本人の弁。 で、日本の大学はどちらを?という話になる。 某有名女子大、家政学科卒。 えっ?理系専攻じゃないの? で、どうやって潜り込んだかって? その日本人教授の 推薦状(だけではないだろうけど)を頂いたので・・・ とのこと。さすがに関連した専攻にしかつっこめなかった ので化学専攻とあいなったらしい。 あとでその教授が耳打ちしてくれた。「いや、この狭い 日本人村の住人として、こういうのは断りづらいんだよね」。 でも普通に入れば学費実質免除、経済的サポート付の プログラムに、あえて自腹で(バカ高い)学費を払って 通うわけだから大学側だって断る理由はないよね。 本人が卒業できるかはまた別問題だし。 山田洋行が守屋元事務次官の二女を、理工系大学院に つっこもうとしていた、というニュースを見て、つい そんな話を思い出してしまった。 まあ、もしかしたら守屋元事務次官の二女はちゃんと 大学も理系専攻だったのかもしれないけど・・・。

続きを読む

総合記事ランキング

もっと見る