2014/07/16(水)02:15
今から初める猫のシニアケアpart1
今日は猫のシニアケアのお話です。
長くなりそうなので、何回かにわけて投稿しますね。
最近頂いた相談で、飼い猫が今年で6歳になる。そろそろシニア手前なので何か準備できることはないか?というものがありました。
シニアというと、獣医学やフードの分類的には7歳以上ですが、
最近は獣医学の発展やオーナーさんの技術向上、完全室内飼育などの意識の変化、そして良質なフードが選べるようになってきているので、
室内飼育なら平均寿命が15歳前後、20歳まで元気にしてる子もいます。
シニア期の始まりの倍以上が平均寿命ということになります。
猫年齢7歳だと、人間年齢でいうとおよそ40代半ば。
人間も40代は中年期に入るものの、バリバリ働く方、40代で初産をする方、40代の女性も皆さんお綺麗ですよね。
40代こそが人生でエネルギーに満ち溢れる時期と言っても過言ではないです。
ただ、食生活やお酒、喫煙、ストレスなどの蓄積により内臓に病気が出やすくなり、
痛風や肥満、生活習慣病なども出てくる時期です。
☆☆
話を猫に戻します。
猫がシニア期になるとどんなことが起きるのかをおさらいしたいと思います。
1.肥満
2.動かなくなる、寝てばかり、それによる筋力の衰え
3.歯石や口内のトラブルが起きる
4.消化機能の低下
5.腎機能の低下
6.尿路結石
7.様々な要因により、食が細くなる、水を飲まなくなる
など。こんな感じです。
微妙に人間の中年期と似てます。
☆☆
さて、シニア期に入る前の今からできる対策ですが、今日は肥満についての打開策を書きます。
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5〜6歳ですでに肥満ならば、シニア期に入る前にダイエットをさせたほうがよいです。
もっと若いのに体重が重めで、腰のくびれや背骨、肋骨が容易に触れなくなるのは肥満です。
去勢後のオスは太りがちですが、食欲を自制できる子はそこまでではありません。
肥満は一種の病気どころか、肥満が別の病気を引き起こすので大変怖いのです。
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解決策ですが、ボディコンディションスコア4までならアズミラを与えることで運動量が増えて痩せたケースを散々見てきたので、オススメです。
とりあえず500gのパックから購入して、食べてもらうのがいいと思います。
アズミラ、あまり店頭で見かけないので、通販がオススメです。
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それ以上の肥満ならば獣医師の診察を受け、医師の監督下の元ダイエットをしていきましょう。
ここまでの肥満体質の子だと、自分の知識で行うダイエットは危険です。
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肥満が解決されると、体が軽くなるため2の寝てばかりや筋肉低下も同時に解決できるパターンが多いです。
☆☆
番外編
シニアになる前に、ペット保険にも必ず入っておきましょう。
持病はケアされないこともあるので、持病のないうちに入っておくのがいいです。
猫は犬に比べて手術入院より通院での長期のケアが必要な場合が殆どです。
ペット保険はいくつかありますが、持病のないうちに、通院保障のつく保険に入っておくことをオススメします。
我が家では、猫を迎えたら必ず保険に入ります。
☆☆
今日のにゃんこたち。
先住にゃんのお目々はまだ涙目ですが、2にゃん仲良く猫団子してました^_^
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