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先日父が亡くなりまして、地元北九州で葬儀をすませてきました。
運よく去年から互助会に入っていたもんで、すぐに相談できるところがあって助かりました。 何しろ朝の6時前に病院に迎えに来いですから… で、お寺さんをどこにするかと言う話でして。 祖母は亡くなるまで非常に熱心な門徒でした。 という訳で、そのお寺に電話してお願いすることになりました。 何しろ初めての事ばかり、どうしていいもんやら… まぁお寺に電話なんかする機会もないし。 しかし、お寺さんは突然電話したにもかかわらず、すぐに来て枕経をあげて下さいました。 しかもお説教がとても上手。 聞いていてす~っと体にしみ込んでくる感じです。 さて、翌日の通夜ではマイク付きでお経を読むわけですが、これまたお経が上手。 お葬式では、兄弟2人ではもったお経が、とてもすばらしい… 聞いていて気持ちの良いお経…はじめてでした。 お礼に伺った時も、とにかく何でも聞いてください、というスタンスで、 私が「普段お寺に来ることもないので…」と言うと 「本当はお寺はだれでも一番入りやすいところでなくてはいけないのに、 敷居が高いというのは、私たちに責任がある。」 とおっしゃっていました。 さて、妹の旦那、めちゃめちゃ面白い人ですが、帰り際に 「どうしても、一つ聞きたいことがあるんですが、いいですか?」 と何を聞くかと思いきや… 「ボイストレーニングとかあるんですか?(爆)」 「いえ、とくにボイトレとかはありませんよ(笑)」 と素敵な会話がなされておりました。 その後妹の家に毎週7日参りに来られていますが、毎回楽しいお話があるようです。 「お釈迦様が餓死しそうになった時に、ミルク粥を運んで助けた女性の名前は何でしょう? 1度は聞いたことがあるはずです。」とか 「学生時代にバンドをやってたんですが、ヘビメタとかロックとかですけど。 今でも聞くのはその手ですね。」とか 緊張をほぐしながら、仏教の話を分かりやすく話して帰られるそうです。 いやぁ~あのお坊さんで良かった。 文章にするとただの面白いお坊さんですが、仏壇の事、位牌の事、納骨の事… 色々と聞いたことには、丁寧に、私たちが不安にならないように話して下さいます。 細々したことを気にしなくて済むように、「仏様はそんなことを気にはされませんよ」と。 いろんなお寺さん、お坊さんがあると思いますが、これも縁ですね。 私たち姉妹、小さいことを非常に(異常に?)気にするので、こういうお坊さんでとてもありがたいです。 地元でもそんなお坊さんに出会うといいけどな… ちなみに、お釈迦さまを助けた女性の名は「スジャータ」だそうです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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