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カテゴリ:あ行の宝石
アレキサンドライト 0.52ct、産地ブラジル、ミナスジェライス、ヘマチタ鉱山産 ALEXANDRITE 和名:(不明)一応「金緑石」 硬度:8.5 分類:酸化鉱物(ベリリウムとアルミニウム酸化物) 晶系:斜方晶系/長柱状 化学組成:Be2Al2O4 劈開:明瞭 比重:3.73 屈折率:1.746~1.755 副屈折率:0.006 蛍光:なし 条痕:白 主な色:暗緑色・変色性 この石の魅力はなんといっても、白色電灯下では赤色に、自然光下では緑色に変わることだろう。 他の石でも多少の違いは出るものはあるがこの石ほどはっきり変化するものはない。 この石はとても産出量が少なく天然の物は非常に珍しく、驚くほどの値段で売られている。 ちなみに人工のものと天然の物は区別が難しく、専門家も間違えるほどである。 「クリソベリル・キャッツアイ」とは同じ宝石で、そのクリソベリルの変種にあたり、クリソベリルに「クロム」が入るとこのような変色性のある姿に一変します 5大宝石のひとつにも数えられ(他の4つはダイヤモンド、ルビー、サファイア、エメラルド)その5大宝石の中で唯一処理石問題に無縁のもの。 ただし合成宝石の問題はありますが・・・ その合成アレキサンドライトには実は2種類存在します ひとつは本来の成分「クリソベリル」成分による合成アレキサンドライト いま一つは「コランダム」成分による合成 こちらも「合成アレキサンドライト」として売られていますが成分が完全に別物なので言うなれば「合成カラーチェンジサファイア」なので注意が必要です 一応もうひとつ合成スピネルもあるそうです 1.44ct、製造元不明 そしてこちらが合成アレキサンドライト もちろんクリソベリル成分による本物の合成アレキサンドライトです。合成石に本物ってへんな感じですがしかたありませんな しかしさすが合成石。見事なカラーチェンジです。 しかもインクルージョンもなくまさに完璧なアレキサンドライト が、ほんのちょっとの光源でもカラーチェンジするようで、日中の家の中の蛍光灯下で見たときでもかなり赤みがさしますね。 夜、日光が全くない状態での蛍光灯下なら上の青を見せてくれて、太陽光で一気に赤紫に変化する最高のカラーチェンジです。 天然でこのサイズでこのカラーチェンジなら100万はくだらないだろうなー しかし合成石なんで○千円で買えてしまいましたw アレキサンドライト・キャッツアイ 1.03ct、産地不明、5.4×5.4×3.8mm 同じクリソベリルですからこのようにシャトヤンシーも出てしかも変色するって一粒で2度おいしいアレキサンドライトもあります ただし変色性は若干劣りますね その分値段も落ちて多少求めやすい値段になりますよ あなたもいかが? このアレキキャッツは俺が本格的にルースコレクションするきっかけになったもので思い出深いものでもあります 最後にこれは後日彼女にプレゼントするもので手元からはなくなるのですが アレキサンドライトの18Kホワイトゴールドのリング アレキサンドライトは0.298ct ダイヤモンドは合計0.139ct 鑑別書までついてます 色はたしかに上の色なんですが・・・ 普段はこの色で変色性もちょっと弱めで自然光下では上のような変色性までは見れませんね 一応日光下で撮るとこんな感じですね 追記 最初に載せたアレキを再撮影してみました 下の二枚は鑑別書に液体インクありと書かれていたのでそれを写真に収めようと奮闘した結果 むろん肉眼ではこれほどまでには見えません 液体なんで光るだろうとぼかし気味に撮影してみたところ水滴が光るような不思議な感じに撮れました♪ もう一枚 アレキの青と赤の混在する様子を撮影しようと白色とオレンジ系を2本同時にあてて撮影してみました お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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訪問ありがとうございました~
お気に入りに追加しましたのでこれから宜しくです♪ オイラは合成2個、天然アレキキャッツアイは小さいの1個だけです(^^;) (2008.07.28 20:45:23)
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