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2018年01月20日
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カテゴリ:映画
第9弾の開催も決定した「午前十時の映画祭」、今年最初の鑑賞はウディ・アレン「アニー・ホール」'77。これは何度か観ている映画。シネマパレットにて。

この映画を最初に観た時は、その斬新さに大いに驚かされ、勿論、笑わされた。冒頭、いきなり画面に向かって語りかけるアレンの自虐的ジョーク、映画館の行列でマクルーハン理論を振りかざす似非インテリの前に本物のマーシャル・マクルーハンを連れて来て批判させたり。小学校の子供たちが自分の将来の姿を語ったり、アレンとダイアン・キートンの会話では頭の中で考えていることが字幕で語られたりする、等々。

爆笑場面としては、カリフォルニアで1オンス2000ドルのコケインを前に、アレンがくしゃみをして散らしてしまうとことか、クラッシュ願望のあるキートンの弟クリストファー・ウォーケンの運転する車に同乗したアレンの引きつった表情等。見知らぬ通行人にアレンが突如話しかけるあたりは、アンタ関西人かいとツッコミたくなる。最近は語り口の面白さで見せるアレン映画だが、この辺から「カメレオンマン」あたりは、こういった自虐ネタとか、時空空間超越ネタ等で自在に見せてくれていた。

要はアレンとキートンの関係を通じて、男女の何ともかったるく救いようのない間柄を描いた1作で、大人になれば誰でもうんうんと頷けるエピソード満載。まさに、現在に至るアレン映画の真の始まりとなった1本と言える。でも今回観て、何よりも印象に残ったのは、後に名を成す俳優たちがチョイ役で続々登場する点。先に書いたウォーケン、「シャイニング」のシェリー・デュヴァル、パーティの場面では何気にジェフ・ゴールドブラム、通行人で”頭が空っぽ”と宣うのはTV「チャーリーズ・エンジェル」に出たシェリー・ハック。それに僕はどこに出ていたかわからなかったけど、クレジットにはシガーニー・ウィーヴァーの名も。トルーマン・カポーティの本物が出ていたとは今回初めて知った。

ニューヨーカーのポール・サイモンを西海岸の俗物的芸能人の役で起用していたのはアレン一流のジョークでもあったろう。キートンの歌はそう上手いとは思えないけど、”イット・ハッド・トゥ・ビー・ユー”とか"昔みたいに”といったナンバーは、如何にもアレン好みのスタンダードで雰囲気は良かった。ちっともロマンティックではないルックスのアレンだけど、NYの光景と恋人同士の語らいはそれなりにロマンチックで、これを更に発展させて「マンハッタン」へと続く。次回、「午前十時」で、その「マンハッタン」と「カメレオンマン」をやってくれないかな。





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最終更新日  2018年01月20日 22時49分51秒
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