なまず的日常見聞録

2022/07/02(土)23:47

といといストーリー

アニメ(103)

録画ストックの中から、CSムービーチャンネルでの放送の「プレイモービル マーラとチャーリーの大冒険​​」'19を。何やらヨーロッパのアニメらしいので録画したのだけど、プレイモービルってのは、ドイツ製で50年近く親しまれている幼児玩具のシリーズだそうな。その世界をアニメ映画化したってことのよう。製作国としては、ドイツに加え、フランス、イギリス、中国、アメリカ合作ということになってる。 冒頭は実写だ。如何にもアメリカンの姉弟が両親を事故で失うらしい。まだ幼い姉弟二人で希望もなく生活に追われるのだけど、弟チャーリーが嫌気が差して家出し、オモチャ店に紛れ込むと、そのプレイモービルの世界に姉マーラと共に入ってしまう。まあ、どうして?ってのは、この際深く考える必要は無さそうだ。 プレイモービルの世界で、弟はヴァイキングみたいなかっこになり、姉の方は丸っこいおばさんと化す。弟が何者かに拐われてしまい、姉が出会ったキャラに色々助けられながら、弟を捜すという冒険譚。勿論、登場するのはみんな丸っこい人形ばかり。 弟チャーリーを捕らえる皇帝がアダム・ランバート、何だか妖精みたいなのがミーガン・トレイナー、そして、ジェームズ・ボンド風スパイ、レックス・ダッシャーがダニエル・ラドクリフが声を担当。時々、ミュージカルになるのだけど、見たのは日本語吹替版。だから、ランバートの熱唱も聞けるわけではない。 ​​舞台は中世なのかと思うと現代、いや西部と、子供向けとはいえ、何だか無茶苦茶でよくわからない。お話としても、ありがちな勇気を出してとか思い切って挑戦してみたいな調子だけど、特段、感興があるわけではない。CGなんだろうけど、プレイモービルで構築された色々な世界で、主人公二人が活躍するのが楽しいでしょう?って作り。ハイライトは競技場でのTレックスとの戦いということになる。 ところが、これさすがに大人には不評で、不入だったのは、子供にも受けなかったってことか。可哀想なのはブランドイメージを大いに傷つけられてしまったプレイモービルではないか。ディズニーの「トイ・ストーリー」とかとは、また違ったテイストを目指したのかも知れないけれど、お話の構築に欠陥がありありだった。日本の大ヒット・ゲームも映画にして成功した試しないもんな。でも、プレイモービルの箱庭的世界って、ちょっと面白そう。「スター・トレック」のやつなんか欲しいなと思ったら、目が飛び出そうな金額だった・・・

続きを読む

このブログでよく読まれている記事

もっと見る

総合記事ランキング

もっと見る