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カテゴリ:精神世界・神秘・霊魂
私が読んでいるメルマガで紹介されていました。
誰の訳かは分からないそうですが、なかなか参考になります。 般若心経和訳 一切智に帰依し奉る。 聖なる観自在菩薩は深い瞑想行を行い宇宙の根元の魂と一体の境地に至ったとき、 一切の苦しみ災厄を生じさせる原因である生命の働きを構成する5つの要素、即ち人間の肉体そのもの、肉体が感受する感覚、感覚により生じた想念、想念により促される行動、行動により生ずる観念の実相は宇宙根元の魂に基づくものであることを悟られて 以下のように語られた。 宇宙の子らよ現実の世界は魂の世界と異ならず魂の世界は現実の世界と異ならない。 即ち現実の世界は魂の世界の現れであり、魂の世界もまた現実の世界の現れとなる。 現実の肉体が感受する苦や快等の感覚、感受された感覚により生じた怒り喜び等の想念、想念により行動を促される衝動や意志である愛や憎悪、及びこれらの行動により生ずる物事に対する観念の実相もまた同様に宇宙根元の魂に基づくものである。 宇宙の子らよ 全ての現実界における現象は宇宙根元の魂の世界の法則の上になりたっている。 この法則そのものは宇宙の当初より存在しており、後から生じたものではなく永遠不滅のものであり、何にも影響を受けることのない 決して汚れることの無いものであり、絶対的に清らかなものであるからさらに清まることもありえず、このように永遠不変のものであるから 増えることも減ることもあり得ない。 かくのごとき宇宙根元の魂と一体となった悟りの境地においては、肉体を含む一切の物質現象は存在せず、肉体が感じる感覚、想念、行動、観念も存在せず、我々が物質現象を感受する目、耳、鼻、舌、及び 身体そのもの、さらには我々の自我の意識さえ存在しないのである。 従って、物を見ること、声を聞くこと、香りを嗅ぐこと、食べ物の味を味わうこと、物に触れる感触さえも存在しない。 宇宙根源の法は見えない世界 若しくは無意識の世界に存在し、そこでは無明から老死に至る十二の因縁もなく、これらが尽きることもない。 生きることが苦しみであるということ(苦諦)、苦しみが諸々の執着による煩悩により生ずること(集諦)、執着をなくせば悟りが開け 涅槃に達するということ(滅諦)、及び迷いの世界から脱し涅槃に達するには八正道の実践が必要であるということ(道諦)は 宇宙根源の法には存在しない。 悟りの知恵も得るものも定住する所もない 求道者が宇宙根源の魂と一体となれるのは自我の心の殻を破ったからであり、自己を覆う殻がないからこそ恐れるものは何もなくなり、一切の執着を絶ち現実界の夢想からさめ 涅槃の境地に至る。 過去、現在、未来の諸仏も宇宙根源の魂と一体化することにより完璧なこの上ない正しい悟りを開かれた。 ゆえに知るべきである宇宙根源の魂と一体化するための大神呪を! これは悟りの神呪であり、無上にして無比の神呪であり一切の苦を除く真実にして虚ならざる宇宙根源の魂により 説かれた神呪である。 即ちその呪を説いて曰く。 超えて行け、超えて行け、心の壁を超えて行け、そこに真我のさとりあり。 これが悟りの心を伝える教えのすべてである。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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