2024/07/26(金)09:00
山形・出羽三山の旅③湯殿山と蔵王温泉
山形・出羽三山の旅、第3回です。
7月23日午後、月山を下山した後は出羽三山の最後で「未来」を表す湯殿山に向かう予定ですが、その前に寄り道しました。
同い年の友人SKさんが見つけた、1日目に泊まった庄内町の旅館に近い、ちょっと変わった寺です。その名も「白狐山 光星寺(こうしょうじ)」。曹洞宗の寺で、豊川稲荷のように狛狐や赤い鳥居がたくさんあります。
寺務所に行って御朱印をいただき、境内を歩いてみました。新興宗教のような雰囲気も漂い、何とも違和感のある寺でした。
さあ、いよいよ湯殿山です。
大きな鳥居をくぐると、本宮を結ぶバスに乗る人が多いようですが、1.2キロと遠くないので私たちは歩いていきました。
本宮の入り口です。ここから先は撮影禁止になっていました。
拝観料を払うと、月山神社本宮のように簡単なお祓いをしてくれます。その後裸足でご神体である山を遥拝します。遥拝場所にはお湯(温泉)が流れる岩場を登っていきます。珍しいやり方です。
お参りの後に御朱印をいただきました。出羽三山は全て見開きの御朱印でした。
出羽三山巡りを終え、次はこの日の宿泊地、山形市の蔵王温泉に向かいます。
宿は、飲食店が併設された「ろばた」というホテルです。
お食事処・お泊り処・お湯処 ろばた
内湯は自家源泉の湯を引いており、外に足湯も整備されていて、硫黄(硫化水素)のにおいが漂っています。
宿の風呂に入ってから、さらに共同浴場に行きました。3カ所あるうちの「上湯」です。
私M-65にとってかなり久しぶりの蔵王温泉で、この共同浴場にも入ったことがありましたが、当時から建て替えになっていて、湯舟は広く、湯も適温でした。
温泉街をそぞろ歩いて感じたのは、夏でスキースノボ客がいないとはいえ、営業していない飲食・宿泊施設が増えて、廃墟のようになっている建物、更地になっている所も目につきました。晩ごはんを食べる飲食店すらほとんどやっていないありさまで、困惑させられました。
名湯蔵王温泉もかなりさびれています(続く)