ボクシングの4団体統一世界スーパーバンタム級タイトルマッチが3日、東京・有明アリーナで行われ、統一王者の井上尚弥(31=大橋)が、挑戦者でWBO世界同級2位のTJ・ドヘニー(37=アイルランド)を7回16秒、TKOで下しました。
私M-65の予想は6Rでした。ただし、ドヘニーはパンチではなく、腰を負傷した(ぎっくり腰?)ことで試合を続けられなくなりました。予想しなかった幕切れで、拍子抜け、消化不良に終わりました。結果論ながら、やはり、敢えて組むカードではなかったのではないでしょうか。
井上にすれば、戦い方が難しかったですね。ドヘニーは強い、侮れないと持ち上げた以上、実力差を見せつけて1Rに倒してしまうわけにはいかないので。
試合後のトレーナーによると、ドヘニーは7Rではなく6Rにパンチで傷めていたということです。
地力の差を感じさせないように、中盤まで試合を延ばそうとしたのに、その前に相手が壊れてしまったということでしょうか。
井上もスピード、キレが感じられませんでした。次戦は12月に行われるようですが、対戦相手が誰であろうと試合内容が一層問われることになりそうです。