2008/03/30(日)17:01
値上げとためいき
年明けから、あらゆるものの値上げがじりじりと続き、
家計をあずかる身としては身も細る思い。
少しは細ったほうが健康にはいいのかも....って
そういう話じゃない....
日毎、スーパーに行くたびに背筋が寒くなるし、
お財布も凍りつく....
4月からの焼酎値上げが取り沙汰されてるけど、
今回の値上げの主原因は
租税特別措置法で定められてた優遇措置の期限切れによる....
但し、この優遇措置は中小酒造事業者を対象としたもので、
大手にはカンケーない話。
あのぉ~、中小酒造業者ってどういう意味でしょうか?
単純にいうと年間出荷量が1300kl以下の酒造業者のこと。
一升瓶換算で72万本っていうところかな....
72万本ってものすごい数だと思うけど....
しかも、これはビール、清酒、蒸留酒などの各品目ごとの計算になるから、
現実的には大多数の蔵元さんが該当することになる。
で、この優遇措置ってのは本来決められてる税金を
少し負けてあげましょうってことだったわけ。
それがこの3月31日で期限切れ~ってこと....
平成20年度税制改正大綱案にはその期間延長が組み込まれてるけど、
国税庁は今、例の暫定税率の問題でごった返してる感じ~
(金曜日に電話した段階でまだ決まってないってことだった)
平成19年度中に制定されればいいんだけど、アト1日じゃねぇ....
なんか、話が難しくてよくわかりませ~ん!
難しくするのが税金の上手な集め方~!
だから、図にしてみたよ。
絵自体はかなりアバウトだけど、ご勘弁!
何しろ、銘柄ごとに価格が違いすぎて、だから、一応の目安ね。
上の数字が本来の酒税額、
赤い数字が軽減されてた税額。
実際には原油も上がりっぱなしだし、
造る上で関わってくるさまざまなコストは下がる気配なし...
円高っていったってそれもどうなることやら....
要は値上げするしかないと....
小市民としては値上がりするのがわかっていても、
資本力がないから、買い溜めもできない....
はぁ....年間所得が低い家にも優遇措置がほしいものだワン!