RISING SUN ROCK FESTIVAL
2004 in EZO

１日目　OPEN 11:00 ／ START 15:00



とうとう　此の日がやって来た。



今年はＢ親が帰省で不参加。ちょっと寂しい。
でも、大阪時代の友達・Ｍちゃんが、彼氏と２人で来るんてよん！

めったに帰省しない私・・・Ｍと会うのは何年ぶりかな。

お互い、それぞれに年月を経て、どう変わってるんだろう。
めっちゃ楽しみな反面、ちょっと不安だったりした。



今年は『会場内テントサイト付』の入場券を入手できた。
去年は『会場外』で大変だった！もぉ遠くて遠くて・・・。

テントサイトは当日・現地で先着順。

んーまあ、会場内なら何処でもいいや。
SUN STAGE 側も EARTH TENT 側も、それぞれ楽しそうだしね。　



そんなわけで、若干ココロに余裕がある私達。朝９時に起床。
ひとッ風呂浴びたあと、私は顔の仕度（化粧ね）、殿は荷物の仕度。

大猫軍団にゴハン。朝ゴハンの直後だけど、晩ゴハンの分をあげよう。
不意のアラームにビックリしながら走ってきた。あーもう！なんて可愛いのだぁ☆
夜中に帰ってくるよ。ちょっと長いけど、仲良くお留守番してて頂戴ね～。

栽培中の植物たちも室内に入れた。

さて、準備万端、部屋を出る。
エレベーターの前で「チケットあるよね？」と訊いたら、
殿が「あ！！」と叫んで部屋に走った。危ねぇ～！！

今度こそ準備万端・・・だよね？

さあ、出発！！



去年はひどい渋滞で、会場に着く前に気力をかなり消耗した。
今年は裏道から会場に向かう計画。ちょっと地元の強みを発揮★

・・・の予定だったのに。

家を出て、３回曲がった所、マイナー道のくせしてけっこうな渋滞。

なんで～！？

しかも、隣近所の車たち、どうもＲＳＲっぽくない。
熟年夫婦や家族連ればっかり・・・キャンプ用品も見当たらないし。

あ！もしや『帰省ラッシュ』というヤツでは？
この先は高速道路。みんなインター目指してんのかぁ。

案の定、ルートを少し変更すると、嘘のようにスイスイ走れた。



14時前、到着。
いきなり夕立に見舞われる。さすが殿、雨男だぜ！

ゆうべ買った台車、さっそく大活躍。
荷物運びが嘘みたいにラクチンだわぁ♪
去年までの苦労は何だったんだ。

テントサイトは残り僅かで、 EARTH TENT 側『カニ』のＢブロックに決定。
やっぱり SUN STAGE 側のほうが人気なんだなぁ。
会場内でも、けっこう距離あるもんね。早く並べば良かったかな？



テントサイトに到着。雨がキツい。

不慣れな手つきでテントを張り始めたところ、
大阪友達のＭちゃんから電話が入った。
　「すぐそばまで来てると思うんやけど」
立ち上がって、服装を尋ねる前にキョロキョロすると・・・居たッ！

ちょっと感動したぞ。

だってさぁ・・・
何年も会ってないのに、なんでスグ分かるんだろう？
これってスゴくない？素晴らしくない？？

てか紫色のカッパて。いかにも大阪人やなアンタ！



ところで、私、なぜか方言が伝染りやすい。
　大阪弁（元々）＋ 北海道弁（バイト）＋ 広島弁（Ｂ親）＋ 標準語（学校？）
最近など、これらの言語がミックスされてしまい、怪しげな訛りで話している。

それが・・・
Ｍに会うなり、コッテコテの大阪弁に戻っていた。

大阪の地に足をつき、大阪の空気を吸った瞬間のような気分。
伊丹空港のような女だと思った。ちょっと泣きそうになった。



さてさて、テントテント。雨を避けねば。

ここで初登場のＭ彼が大活躍！
何というか、作業慣れしていらっしゃる。
めちゃくちゃ理解が早くて、手際も良いのだ。

・・・あららら。私、むしろジャマですな。

Ｍなど、テントには触れようともしない。
荷物に座って煙草をぷかぷかやっていた。

　「ココロから応援してるわ」　←棒読み

潔いというか・・・相変わらずだなオマエも（笑）。

男２人の手により、
先刻までとは較べようもない早さでテントが仕上がっていく。

女２人は観戦を決め込み、シャボン玉（Ｍ持参）で遊ぶことにした。
これがミョ～に頑丈で・・・雨の中、そこらじゅうに貼り付くんだ。
ぜんぜん素敵じゃない。儚げじゃない。っていうか汚えなあ！



Ｍ彼パワーで、
あっというまに本拠地が完成しました。


　Ｍ彼　「なんか飲みモン買ってこようか」

　ゆで　「あ、お茶でよかったら、
　　　　　カバンにペットボトル入ってるよ～」

　Ｍ彼　「いやいやいや！
　　　　　やっぱホラ、泡の出るモンじゃないと！」


いや～ん♥　なんてハナシの早いヒトビトだぁ！


ゆでころ組はベッドを膨らまし、Ｍ組はビールの買い出しへ。

さっそく乾杯。
いやいやいや！やっぱり夏はコレですなぁ！
早くもシアワセいっぱいな私です。

あとはライブ開始を待つばかり！！



　　【つづく】