=四十にしても惑い有り=
エンゲルベルト・フンパーディング -- 太陽は燃えている
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僕を愛して欲しい
君の心 全てを込めて
それだけで十分だ 恋人よ
僕を愛して欲しい
君の心 全てを込めて
でなければ 見限ってくれ
ただ約束して欲しい
僕に君のすべての口づけをくれると
冬が来るごとに
夏が来るごとに
秋が来るごとに
僕たちが離れていようとも
君が僕の近くにいても
僕を愛して欲しい
君の心 全てを込めて
僕が君を愛しているように
一瞬しか
一時間しか続かない
そんな恋なんかいらない
僕をいつも愛して欲しい
一目見たときから
君の心臓が鼓動するたびに愛してくれたように
ただ約束して欲しい
僕に君のすべての口づけをくれると
冬が来るごとに
夏が来るごとに
秋が来るごとに
僕たちが離れていようとも
君が僕の近くにいても
僕を愛して欲しい
君の心 全てを込めて
だって 僕は君を愛しているから
一瞬しか
一時間しか続かない
そんな恋なんかいらない
僕をいつも愛して欲しい
一目見たときから
君の心臓が鼓動するたびに愛してくれたように
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マイブームのエンゲルベルト・フンバーディンク第二弾です。
しかし、この楽曲は不思議なタイトルです。
Love Me With All Of Your Heartなのに、邦題は何故“太陽は燃えている”なんだ。
暑過ぎる!
そして不思議な名前だ。
エンゲルベルト・フンバーディンクという欧州人(ドイツ,もしくは北欧?)っぽい名前なのに、顔は全然ゲルマン系じゃない。
どちらかというとソース顔だ。
そこで改めて調べました…。
原曲はスペイン語の曲で、原題は“Cuando Calienta El Sol”。
これを直訳すると、“太陽が熱くなるとき”となり、邦題はこのスペイン語から来たのでしょう。
エンゲルベルト・フンバーディンクというのは、ヘンゼルとグレーテルやいばら姫で有名な 19世紀末に活躍したドイツ人作曲家が本家です。
この歌い手本人の本名はArnold George Dorseyで、イギリス人の父とインド人の母の間に生まれたけれど、著名なドイツ人作曲家の名前を拝借して芸名にしています。
しかし、ソース系なのにゲルマンチックな名前っていうのはいかがなものか。
顔やファッション、そしてこの曲調も加われば日本で言うとまさに尾崎紀世彦の“また逢う日まで”みたいです。
この二人の共通点(松崎しげるも含めてもいいけれど…)は、楽曲を気持ち良く歌い上げることです。しかも一点の雲りも迷いもありません。
愛する者へのささやき,愛の快楽,過去の恋人への引きずり,男の辛さ,明日への希望,…とどんな楽曲であろうとも完璧に歌い上げます。
人生の酸いも甘いも味わい、また天にも昇り、また地べたを這いずり廻ってきたからこそなのでしょう。
話は逸れるますが、酒の席で後輩を相手に『お前は5年後にどうなりたいんだ』とよく問いていたことを思い出します。
でも今、その類の質問はめったにはしません。
それは5年後,10年後… いやいや自分の明日さえ今は不確実で、また自分で確信を持てないからです。だからそういう質問そのものが恐いのです。
40を過ぎても惑いが多過ぎます。心配事や不安が多過ぎます。
いつになったら、エンゲルベルトや尾崎紀世彦のように迷いなく一曲の楽曲を唄い切ることが出来るのでしょうか?
☆妻のコメント
いまだに女のケツを追っかけているからよ。
☆娘の反応
なんでそれで惑うの?
☆(馬鹿)妻の反応
惑惑(ワクワク)するから、惑いが多いの…。
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ベストアルバム
エンゲルベルト・フンパーディング全集~太陽は燃えている/エンゲルベルト・フンパーディング
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