今年もまた登場!九州うまかもん祭り!!(後編)
第2回、九州うまかもん祭りのレポート「今年もまた登場!九州うまかもん祭り!!」・・・の後編です。前編はこちらです。今回頂いた物は・・・・(写真1枚目:九州うまかもん盛り合わせ:写真左奥から、熊本名物辛子レンコン、鹿児島名産つけ揚げ(薩摩揚げ)、宮崎産レタス巻き、宮崎チキン南蛮、博多名産辛子明太子)(写真2枚目:鹿児島黒豚棒餃子)(写真3枚目:宮崎産黒毛和牛塩ダレカルビの野菜巻き)(写真4枚目:佐賀呼子名物烏賊シュウマイ)(写真5枚目:大分カボス冷麺)(写真6枚目:長崎石焼チャンポン)鹿児島黒豚棒餃子とても上品な一品です。恭しく頂く感じです。黒豚の風味を堪能するにしてもお肉がとても上品な量(下衆な言い方をすると、お肉が少ない)で、ゆるりと巻いてある皮はパリパリというより少しむっちりして柔らかめ。がっついたら、味が分からないうちにあっという間に胃袋に・・・という感じなので、女性っぽくゆっくりいただきましょう。宮崎産黒毛和牛塩ダレカルビの野菜巻きこれこれ、、、これねー、美味しかった、、、確かに。極薄の和牛はとろける様に柔らかで、極薄でも十分その旨味を堪能出来ます。見た目とはうらはらに、お肉は「網油か?」というくらい儚く、薄く・・・・なのに満足感有り。ただし・・・すっかり冷めているのが残念。どうも、お肉を焼いた後で具材を巻いている感じ。(具の火の通り具合から推測。あくまでも推測だけど)でも恐らく・・・いやかなり高い確率で・・・別で味付けして調理済みの具を、後から巻いてるよ、これ!!(写真の具材を見ても分かる通り)これ、、、凄く美味しいのに勿体ない。白髪ねぎとか極細の人参とかセロリとか固茹でしたアスパラ(もちろん生でも可)を使って、巻いてからさっと炙って出せば、もっともっとも~っと美味しいのに。でもお替わりしたいくらい美味しいのが悔しい。和牛恐るべし。お次は、佐賀呼子名物烏賊シュウマイちょっとピリ辛のタレは・・・この風味・・・ゆず胡椒を混ぜてるのかな。イクラとゆず胡椒で素朴な烏賊シュウマイがちょっと違った一皿みたい。ちょっと上品な感じに仕上がってます。大分カボス冷麺これは、いわゆる冷やし中華。カボスを使ってるかどうかは、注意しないと分からないです。冷やし中華のタレのあの甘酸っぱい味付けのせいです。けれど、載っかっているエビを口に入れた時にかぼすの風味がふわりと広がり、おぉ!・・・かぼすを感じることができました。炙ってあるチャーシューかなあ、これ。焦げ目が香ばしくてね、、、これがアクセントになって、なかなかとっても美味しかったです。後でふと気付いたんだけど、もしかして、海老だけさっとかぼすをかけてるのかなあ?だとしたら凄くない?長崎石焼チャンポン写真をご覧の通り、運ばれてきたときは、沸騰状態。手もつけられないの。最初は、わーーーー、凄い!!凄い!!美味しそーって笑顔なんだけど・・・。(石焼ってだけで、子供や女性に好感度抜群だと思いませんか?)ぐつぐつぐつ・・・・・・・・ぐつぐつぐつ・・・(いつまでも沸騰が続く)嫌な予感。紅ショウガの色がスープにすっかり溶け込んで、スープが濁った赤っぽい色に。麺は予想通り、べちゃべちゃ。煮込みすぎて、見るからに麺がのびている感じ。スープは美味しいの。美味しいのです。でも、ごくごく飲めるスープの様・・・いや、、さらさらっとお茶漬けみたいに飲めるってことは・・・?ちゃんぽんのスープとしては薄過ぎる気が・・・。そして煮込まれてしまっているので、紅ショウガの風味が溶け出しちゃって、すっかり平坦な味に。紅ショウガは後載せにしたいなぁ。(いや、そもそもぐつぐつ沸騰状態で出てくること自体間違いだと思った!!)美味しいのに、スッカリ台無しのチャンポン。もはやこれは、長崎チャンポンとは別物になってしまった様な気が・・・。九州うまかもん祭りの長崎チャンポンと言えば・・・昨年の・・・第一回目の九州うまかもん祭りの、あの まるでパスタの様な長崎チャンポンを思い出します。決してまずくないの。美味しいの。味は美味しかった。味は美味しいのに、長崎チャンポンとは全くの別物でした。皿うどんの様に、平らなお皿に盛られて出てきて、うっすらとかかってるの。。。スープが。え?これ?パスタ?って感じでした、味は美味しかったけれどね。今回の石焼チャンポンも、麺が柔らかすぎるとスタッフに言ったら「シンガポーリアンは柔らかいのが好きだから」だって。せっかく「九州うまかもん祭り」と題してご当地の名産品を紹介してるのに、全く別物にしてしまっていいものか???決して安い値段ではないのだし、何かアイデアで一工夫・・・・のつもりなのだろうけれど、台無しにしてしまってるのが残念。「おふくろの味高菜炒飯」というお料理もあったのだけれど、そっちを石焼きにして「石焼炒飯」として出した方がよっぽどマッチしているんじゃないかな~とにかく、あんなにぐつぐつ沸騰した状態で出てきて、煮込みすぎてべちゃべちゃのチャンポンはもはや、長崎チャンポンとは呼べず石焼にする意味もなければ、もっというと全てを台無しにしてしまっていると思う。勿体ない。せっかく美味しいのに。あと、味は決して悪くないけれどスープが薄過ぎます。(要するに上品すぎる=薄味過ぎる)スープとしてごくごく飲めるという事は(それでもちょっと薄味だなと思いながら飲んでいる)、チャンポンでは薄すぎるかなぁ。。。九州うまかもん祭りは10月5日までなんですが、それまでになんとかして欲しい~!!長崎チャンポンは、長崎チャンポンらしく出してこそ、ご当地グルメフェアなんじゃないかなあ。。。。長崎チャンポンに五月蝿い、九州グルメアドバイザー(←自称:要するに九州出身)も大きく頷いてますぞ~!!かなり辛口に書いてしまいましたが、Sun with Moon のお料理は、メニュー、味、サービス、全てが丁寧でひと手間もふた手間もかかっているというのが素人の私でも分かります。毎回訪れる度に登場する見た目も美しい目新しいメニューと趣向を変えたり一工夫をして「手間を惜しまない手の込んだお料理」の数々に、いつも目を白黒させてます。とても評価できる大好きなお店なので、その様々な工夫や努力がこうして裏目に出てしまう様な残念な結果が、本当に悲しいです。とはいっても、今回ご紹介出来なかった「九州のうまかもん」がまだまだ沢山あるので、何度も行くつもりですけれどね。。。Japanese Dining SUN @ Chijmes30 Victoria St, #02-01 Chijmes, Tel: 6336 3166SUN with MOON Japanese Dining & Caf? @ Wheelock Place501 Orchard Rd, Wheelock Place #03-15/16/17, Tel: 6733 6636SUN with MOON Japanese Dining & Caf? @ The Central6 Eu Tong Sen St, The Central #01-70/71/72, Tel: 6534 7784いつも応援ありがとうございます良かったらクリックお願いしま~す↓お手数ですが、良かったらこちらも是非クリックお願いします!↓にほんブログ村 人気blogランキングへ私のメインのサイト「猫のあくび」は、幸四郎の沢山のムービーや写真、シンガポールの知られざる魅力、大好きなアフリカ旅行について紹介しています。ケニアのロッジの様子や、サファリで出会った動物達を沢山のムービーでご覧になれます。東アフリカに興味がある方は、必見です。是非遊びに来てくださいね。