2011/03/16(水)11:39
地震の予兆?私達に出来る事
2011年、3月11日(金)午後2:45頃、三陸沖と震源とするM9の地震、東北地方太平洋沖地震と、地震による津波が発生しました。
この地震と津波により、多くの方が被災し沢山の尊い命が失われました。
なんとか助かった方達も、寒さと空腹と今なお続く余震の恐怖に怯えながらの避難生活を送っています。
亡くなられた方々のご冥福をお祈りすると共に、被災され寒さと恐怖に震えながらの生活を送っていらっしゃる被災地の皆様へ心からお見舞いを申し上げます。
そして、日本や海外の友人達から安否を気遣うメールや励ましのコメントを沢山いただきました。
私や私の家族は無事です。
心配してくださった皆様、本当にどうもありがとうございました。
私も家にあるセーターや毛布、僅かですが義援金を送りたいと思います。
自治体へ支援に関する受付の問い合わせをしましたが、電話が繋がらず問い合わせが殺到しているようです。
こういう時は、個人で支援物資を送ったりせず自治体を通して欲しいとのことでした。
*****
すっかり更新が滞り、1月から更新していませんでした。
久しぶりの更新がこんな話題で本当に悲しいです。
この月曜日は電車が動かず停電の情報が錯綜したので、さすがに自宅待機になりました。
しかしその日の午後、「明日の火曜日は通常通り出勤する様にお願いします」との連絡があり、お弁当を作って出勤しました。
ヘルメットを渡され、大きな揺れに備えてすぐ避難出来る様にコートや荷物などは机のそばに置いて仕事をしていました。
一部の部署でなにやら慌ただしい様子がありました。
一部の人達はすでに帰宅したとの話しも。
どうやら午前中に役員会議があった様子。
昼食を採った後に、この非常事態により今日は早めに仕事を切り上げ、当面の間出社せず自宅待機(退避?)してください、、、との通達がありました。
え?今日から来れる人はなんとか来て欲しいと昨日連絡があったばかりなのに。
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今回の地震では、うちの会社はかなり揺れました。
壁の棚のファイルがばさばさと飛んで来て、壁がもろもろと崩れ落ち、通気の為のダクトが天井から落ちてしまった箇所もありました。(後で点検した結果、壁に設置している全てのダクトが脱落寸前で非常に危険なので近付かない様にとの事でした)
倉庫棟の天井の大きなライトも落下したとの話しもありました。
立っていられない程の激しい揺れで悲鳴が飛び交い、とにかく皆で固まって床に這いつくばる事しかできませんでした。
非常階段にも大きなひび割れもあったり、朝礼でオフィス棟の天井も危険です、と言われました。
私が働いている建物は7年前に建設されたばかりで、まだ新しいはず。
この当面の間の自宅待機は、建物の安全性が確認されるまでの措置なのかな?なんて、この時は思いました。
帰り際、上司が「手袋したりマスクしたり、帰ったらシャワー浴びてくださいね」って・・・。
あれ?ひょっとして放射能漏れの事を言ってるの?そんなに深刻な事態なの?
役員会議ってこの件だったの??
***
4時に退社してスーパーに立ち寄りましたが、買いたかった物の半分も手に入りませんでした。
トイレットペーパーやインスタント系食品は、連日どの店も売り切れ状態。
日曜日には果物、特にバナナがあっという間に売り切れた為か、バナナ売り場が拡大されていて大量のバナナが入荷していました。
帰宅後、夕方にふと気になって北西の空を見ました。
背筋が凍りました。
不気味な雲が広がっていました。
スマトラ島沖の大地震の二日前にも似た様な雲を見ました。
詳しくはこちら
嫌な予感というか、言いようのないもやもやした気持ちが広がり怖くなりました。
そしてこの約6時間後に、静岡を震源とする震度6の地震が起こりました。
この雲がこの地震、もしくはこれからくるかもしれないもっと大きな地震を予兆する地震雲かどうかは断定出来ません。
いたずらに皆さんの恐怖を煽る為に掲載しているわけではなく、いつくるかもしれない大地震(東海地震)に備えて欲しい・・・ただただそれだけを願って掲載しました。
日頃から私は、両親に地震に対する備えを訴えてきました。
その度に、両親は笑って「その時はその時よ」と呑気な返事がかえって来ます。
この事態が起こる前のまだ平和な時、テレビでみたとある街頭インタビューでも、地震に対する備えは何もしていない、その時はその時よ、、、なんていう人が多くてびっくりしました。
両親は私を「神経質になりすぎよ」と笑いましたが、その時が来てからでは遅いのです。
有事の時のしっかりした備えがあればパニックになる事も無く、錯綜する情報にも惑わされず冷静な行動を心がける事ができるのではないかと思います。
***
放射能漏れに関しては、日本の報道は「高濃度の放射能漏れがあったが、健康上問題のないレベルです、大丈夫です」というレベル。
しかし海外のメディアや諸外国政府の対応は全く違うので、この温度差に驚きます。
アメリカやフランスの大使館関係者は関西方面への避難を始めている・・・とも聞きました。
フランス政府も、「東京に留まる必要のある者を除くフランス人に対して、帰国か日本南部への避難を勧告した」と発表しました。
エールフランス所有で現在アジア地域にある機体を臨時帰国便に活用する様要請したそうです。
災害支援で救助隊や援助物資を運んだ機体に子供などを優先的に出国させる方針で、被爆による健康被害を抑える安定ヨウ素剤の錠剤を1万個在日フランス人用に運ぶとも(パリ共同より)
うちの会社、フランスの某企業です。
社長はフランス人です。
さすが、対応が早いわけだ。
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夫は今日も会社に行きましたが、心配です。
離れて暮らす妹も心配です。
離れ離れになっている時に大きな地震に見舞われたら・・・、先日の不安が脳裏に蘇ります。
安否確認の伝言サービスもかかりにくく(NTTの回線がパンク)、随分時間が経ってから繋がりました。
皆さん、災害に備え準備をしておきましょう。
そして溢れる情報に惑わされる事無く、冷静になって行動しましょう。
家族や自分の身を守れるのは自分だけです。
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