『RING-O-FUNK』
カリフラワーズの頃、一緒に九州ツアーをやったものだが、最近は大阪か東京で年一回ペースでやるくらいかなー。ザ・たこさんが大阪からやってくる。そして神戸からは日本のファンク界最後の良心、K106(全員イケメン)がやってくる。これは本当に楽しみにしていたイベントだ。関西の盟友とも呼ぶべきバンドが2つもやってきて吉祥寺でやる。うーん、どう考えても楽しみだ。このイベントはいつも観に来てくれる大久保リエちゃんの最初で最後の一世一代のイベントだ!(本人談)この三つで見るのが夢だったらしい。それ関西でやった方が経費とか安いのでは(笑)と言ったら、それは違うのだそうだ。東京でこの三つを観たい!純粋な気持ちからイベントを立ち上げたのだ!(本人談、口調は違う)。最後まで動員を気にしていたリエちゃんの心配をよそにスターパインズカフェは満員のお客様。しかしイベントにはのっけから暗雲が!一バンド目のK106がノンビリ静岡かどっかのSAで唐揚げを喰っていたのも束の間、パンク、四つの事故渋滞に巻き込まれ間に合うかどうか…。たまたまザ・たこさんの司会でモミーが来ている…もう、あれ、あれしかないな。もうここを乗り切るには切り札を出すしかない!というわけでセクシー♂サッカー部が急遽参加。流石に中学のサッカー部同士。もちろん、爆笑の中、オープニングとは思えない盛り上がりで幕開け、着いたばかりのK106も一息つける幸運。ザ・たこさんのポテト君、ベース貸してくれてありがとうございました。と思ったらケータローも何故か参加(笑)。で、K106ものっけから全開で会場早くも異様な盛り上がり!ほんとイケメンなのに人間性も良いという、ある意味非常に腹立たしい人達だが、音にもそれが出ていて今のこの編成のグルーヴは様々な音楽が混ざった雑食な感じでワン・アンド・オンリーで素晴らしい。ザ・たこさんは初めて見るオカウチポテト君の参加でまた新たな境地に行ったようである。ロックっぽいというかバンドっぽいというか。若い人入ったはずなのに懐かしい感じがする(笑)。安藤君の人間力もアップしているし、山ちゃんのキャラも、相変わらず最高だ。ギターも燻し銀のトーンが冴え渡る。素晴らしい!マサ吉永さんも既にポテト君とのグルーヴに成功しているようだ。このあとに演るのが嫌だということはこの二つのバンドを知っている同業者、特に元カットマンブーチェのウリョンには解ってもらえると思う。出来ることなら最初にやって飲んだくれたかった。珍しく地元だし。しかしこれも運命。てゆーかたまには断ろう。次は断って呑んだくれよう!それを糧にガンバろう!アンプが壊れていたり何故か珍しくベースがハウッていたりしたが、なんとか乗り切った…と思う。しかし、お客さん、喜んでる人が沢山いるなー。個人的にはトリというよりエンディング・ロールのつもりでやった。さぁ、そして、最後はセッション。滅茶苦茶になっているようでいないようで…非常にスリリングかつ楽しかったです。モミーのハチミツもエロエロだったし安藤と歌ったことは、なんというかうまく言えないがステージ上で既にいい思い出になった。彼が刹那的な人生を送る人だからだろうか?それともフザケているようで何一つフザケていないからだろうか?とにかくみんながやり倒してくれてなーんか嬉しかったし、素晴らしいイベントだったと思う。リエちゃん、本当に感謝しています。最初で最後じゃなくなってまたやるなら誘ってね。会場に来ていた、かつて名古屋のロブスターというバンドをやっていて、しばらくニューオリンズで活躍していたらしい山本さんとも久しぶりに話せたし、キングジローとも久しぶりに喋れたし、オーサカ=モノレール中田君とも俺達、とことん行こう!と確認しあえたし(笑)本当ありがとうでした。《今日の教訓》みーんなある意味マジっすね。