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カテゴリ:ホラー・ファンタジーなど
黒の女王 ブラック・ウィドウ 欧州妖異譚 11 講談社X文庫 / 篠原美季 【文庫】 篠原美季 講談社X文庫ホワイトハート ☆☆☆☆ 今回は横浜が舞台。居留地の教会に預けられていた聖書から謎の封印が破られ、何やら不気味な存在が動き出す。ユウリの周囲が巻き込まれ、それにユウリが巻き込まれるといういつものパターンでもある。ストーリーは結構いつものパターンだけれども、それでも結構読んでしまう。ただ今回は、著者の別の小説に関係した事物が登場しているのだが、私はいずれも未読。探して読んでみようかな。それから、今回特筆は「篠原樹人」クン。ユウリの幼馴染という設定だが、著者が後書きで書いたとおりのGary Stuクン。Fan fic ならともかく(でも嫌がられる設定だ)、普通は禁じ手。この人ほどの作家なら他の料理の仕方もあったんじゃないのかなぁ。ふと思ったけど、編集者よく許したなぁ。 まあ、次回から舞台はヨーロッパに戻ってユウリの家にアンリが下宿。それでも続巻が楽しみだ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
April 6, 2016 03:04:48 PM
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