マスクの重要性!?
WHOの発表で、空気感染の可能性があると言われています。(2020,7,15現在)
ウイルスが空中を漂って感染するというもののようです。
よ〜く、よ〜〜〜く、考えてみてください。
換気だ!換気だ!換気だ〜〜〜!!!!
と、事あるごとに言われるのですが、ウイルスを外にばらまくことを推奨するという事なのでしょうか???
と、ちょっとそんな事を考えてしまいました。。。。
また、よくある勘違い(?)で、マスクを二重でしている人をたまに見るのですが、何故だろうか???
推測すると、マスクを二重に着用する事でウイルスをキャッチし、感染しないようにしよう!というものらしい。。。。
残念ながら、それは無駄というものです。。。
何故なら、鼻の脇を通ることでウイルスは侵入するのです。
100%空気がマスクのフィルターを通れば、確かにブロックできるでしょうが、ほとんどの場合、鼻の脇などを通って空気は行き来しています。
いい例が、「メガネが曇る」と言ったら分かりやすいでしょうか。。。
説明書通りにピッタリフィットさせたとしましょう。でも、メガネが「筋のような模様」で曇る。。。
そうです!息はそこから出入りし、漏れているのです。
本当に100%マスクのフィルターを通るのであれば、ユラユラと立ち昇る湯気のようになっていなければなりません。
吐く息がマスクを通る時、フィルターに当たる事で抵抗がかかり、息の流速が遅くなるため外気温が低い場合は、湯気のように立ち昇ることになるのです。
クルマやバイク好きの人は、わかると思います。
エアフィルターを交換して、吸気効率を上げると、パワーが出る!!!!
その代わりに、今はほとんどの車が電子制御のため、空燃比のコンピュタープログラムを変更しなければならない作業が発生してしまいます。高度な技術(!?)で、変更できるようですが、できる人は、ごく一部の方だけだと思います。
変更しなくても、それなりの効果はあるようですけど。。。
本題に戻りますと、マスクを二重にすると単純計算で、抵抗が二倍になり、結果、マスク自体を通る空気はさらに減ることとなり、狭い隙間を勢いよくウイルスを含んだ空気が鼻の脇を通ることになる。。。
つまり、逆効果ですな。。。
流体力学を学んでいた私にとって、行き着いた結論です。
もし、本当にフィルターを通した空気しか吸いたくない!!!という方がありましたら、自衛隊隊員さん達が使う防毒マスクの着用をお勧めします。一般人がしていれば、酸欠になるかもしれません。(不織布の簡易的なマスクではありませんよ)ウイルスの吸収缶があるようなことは、聞いたことがありませんが、あるのかも知れませんね。。。
※これは自己投資ですので、もし行われるのであれば、自分の知識の範囲内で判断して行ってください。
免疫学や、感染予防の観点からの自己投資知識ではありません。
行われる場合、それなりの知識階級の方にご相談をしていただき、ご判断をお願いします。