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楽しくダイエット・ボランティア

会報誌No5

★映画『ショコラ』を観て....
記憶に残るこの映画の最初のシ-ンは、暗いものでした。
鉛色の空と強風でなびく森の道を行く赤いマントの母娘連れその先はどこに......
 一方、ある国のあるちいさな村、そこはカトリック教の
信者が多い村、教会が写され、入り口に男性が人々を迎え入れている、神父さんかと思ったが、村長だった。神父は着任1年位の若い人だった。
あの母娘連れは、この村で一軒の古い家を借り、手作りのチョコレ-トの店を開く。
村長は女主人に教会の礼拝に出る様に言うが、彼女のたどって来た過去がそうさせるのか、一向に誘いに応じない。
村長はそれに対し村人に彼女の店に行かない様に伝え、そしてこの店に法外な圧力を加える。
だが、この店に村人から疎外された人々が集まって来る。
女主人が、その人達個々にあったチョコレ-トをもてなす。不思議な事に各々、悩みが解決したり、心が安らかになる。村人も少しずつ心を開き集まってくる。
これに対し村長の圧力もエスカレ-トし最後には、店を壊してしまいます。女主人も圧力に屈し村を出る決心をする。 が、その時、彼女に助けられた村人達が自分達でチョコレ-トを作り、一緒に店を続ける様にと、女主人も考え直して
留まる事に。
村長も、この店に暴れて入った時、偶然口に入ったチョ

コレ-トで少しは優しくなったのも皮肉な事です。
もちろん闘いだけではなく、老人同士のかわいい恋もあったり、母と娘の葛藤もあったり、お互いを思い合っての事。女主人にもハッピ-エンドがありました。
あま-いチョコレ-トにもほろ苦さが感じられる映画でした。

 映画の始めは暗い淀んだ冬の日だったが、ラストは、春の日の暖さに変わり、イ-スタ-の村の集いに村長始め、村人達の明るい場面、その中で楽しそうに働く女主人の姿で終わりました。
この映画の中にも現在私達のまわりで起こっている、転校生に対するいじめ、新しい考えの人間に対して排他的になるのは同じですが、人間の本質はやっぱり優しい心の持ち主である事は確かです。
いつかまた、観る機会があったら、もう一度観たいと思います。      
(記 城)  

★本の紹介★
『時の渚』 笹本稜平著 (文芸春秋出版)
サントリ-ミステリ-大賞、読者賞
 私立探偵・茜沢は死期迫る老人から、35年前生き別れになった息子を探し出すように依頼される。
やがて明らかになる「血」の因縁と意外な結末......。
最後まで退屈させずに読む事ができ、一気に読めた。
ミステリ-というより小説のような感じであった。

『 三流』 長嶋一茂著 (幻冬社)
偉大すぎる父親。厳しいプロの壁。野村監督との確執。
突然、襲ってきた過呼吸症候群。
....絶望を突き抜けなければ、見えないものがある。
初めて明かされる真実。
揺れる魂の軌跡。

『ぼくらはみんな生きている』坪倉優介 (幻冬社)
 18才、スク-タ-がトラックに激突。意識不明の重体となり、10日後奇跡的に目覚めたが、なにもかも忘れていた。
 二度と戻らぬ記憶。新しい自分と向き合いながら生きて、草木染職人として独立するまでの12年間の軌跡。

『片想い』 東野圭吾 (文芸春秋)
 帝都大アメフト部のOB西脇哲郎は、十年ぶりにかつての
女子マネ-ジャ-日浦美月に再会し、ある「秘密」を告白さ
れる。あの頃の未来にいるはずの自分たちは、変わってしまったのだろうか。
過ぎ去った青春の日々を裏切るまいとする仲間たちを描く
傑作ミステリ-。

★豚肉の蒸し焼きエスニック風★
材料(4人分) 豚ブロック肉....400g
A{醤油....大さじ4、タカのツメ....1本、
   おろしニンニク・おろしショウガ...各小匙1}
作り方
 (1)ポリ袋に、豚ブロック肉とAを全部入れて、冷蔵庫で  3時間ほど寝かせる。
(2)蒸気の上がった蒸し器に、(1)の豚肉を入れ、中火で40
 分ほど蒸す。
(3)竹串を刺して火が通っているかを確かめる。粗熱がと れたら切り分ける。(スライス) 
                
 ★水曜日のかわいいキャラ★
 城さん...読書も映画(洋画)大好き。前号では「ショコラ」の紹介文書いてくれて、読んだ方はビデオがでたら観たいと評判!
長さん...いつも明るく笑顔の似合う方。城さんと映画にでかけ、情報を教えてくれます。

 大原さん...いつも背筋がピンと伸び、身だしなみを忘れずミッキ-の折り紙やキュウピ-の編みぐるみ得意。小野さん...いつも和布などで素敵なフアッションを手作り。
バザ-の「バラのブロ-チ」は講習会もしてくれました。
西村さん...いつもやさしく予防注射のお手伝い。ご主人と山歩きなども趣味とか...
林さん...午前中お出かけでも午後にはボランティア。
お花の水換え、予防注射と大忙しの午後です。
野田さん...いつも若々しいフアッションで楽しいお話で、パソコンはプロとか...
近藤さん...当別より車でやってくるとても元気な方。パソコン教室に通い年賀状も作ってました。(立派!)
加納さん...自分の事は書きにくい。会報紙は2年目です。
バザ-の小物作りへたですが、好きです。

水曜日に定着して2年目ですが私にとっては最高の仲間に恵まれており、会うのが楽しみです。皆さんも是非一度水曜日に来て下さい。  (記 加納)

★本の紹介★
『森のなかの海』 宮本輝 上・下巻 (光文社)
1995年1月17日5時46分。未曾有の大地震が阪神・淡路地方を襲った。仙田紀美子は、36歳、2児の母。
平穏だった日々が震災の日を境に崩れはじめる。
夫と姑の残酷な裏切り。そして、離婚。
紀美子は、旧知の女性・毛利カナ江が遺した奥飛騨の森を
受け継いだ。
ある日、カナ江にまつわる衝撃的な噂を聞いた紀美子は、
森にある巨木〈大海:タ-ハイ〉の根元から不思議な水差しを見つける。それには、一通の封書と、小さな骨が入っていた........。
とても面白く一気に読めました。 

『王妃の館』上・下巻 浅田次郎 (集英社)
私、このたびお笑いに転向しました。
浅田次郎、ブッちぎりのお笑い人情巨編、ついに登場!
涙と笑いの人生ツア-、ついに決着!
光と影ツア-の未来はどうなるのか。ハラハラ、ドキドキ、676ぺ-ジをあっという間に読み終えてしまいます。
楽しかったの一言。





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