会報誌No20こすもす 2004.11.25発行バザー報告 十月十五日(金)江別市立病院講義室で、第六回コスモスバザーが行われました。 今年も例年のように、ボランティア以外の方々や病院職員の方々のご協力を得て、たくさんの出品物が集まり、患者さんにも喜んでいただけたのではないかと思います。 当日は、三十名のボランティアが手作り品、日用品、生花、ふれあい、外来と分かれ、また入院患者さんの車椅子介助などもありましたが、無事けがもなく終了しました。この収益金は今後のボランティア活動費として、有効に使わさせて頂きます。 今回よりディケアの皆さんも、手作り品を出品して下さり、コーナーを作って展示・販売してくれました。手作りのかわいいポスターを貼って、とっても明るいコーナーができていました。初めての取組みでしたが、ボランティアにも良い刺激となりましたので、来年も一緒に参加していただけるといいと考えております。 又、十月二十三日(土)やま六鮨にて、二十二名の参加でバザー反省会及びコスモス交流会を開きました。 例年男性患者さんにも必要とされる物をと考えていますが、今年も少ないという反省となりました。巾着なども、もっと明るい色合いの方がいいという声も聞かれ、エプロンを楽しみにしていたのに無かったという声、生花のミニブーケやドライのラベンダーも好評であったとの事。コスモスバザーに一般の人も行けるかという声もあったとか、来年はもっとPRしてはという意見も出ました。 バザー終了後の片付け手順の悪さも反省材料となり、来年度のバザーに向けてボランティア一同心新たに取組みたいと思います。 毎年、いろんなアイデアで手作り品を届けて下さり、コスモスの活動を支えて下さる皆様、コスモス一同心よりお礼申し上げます。 &&&&&&&&&&& 小児科病棟クリスマス会 (日時)十二月十四日(火) 午後三時より三時四十分まで (場所)三階病棟ディルーム ・とわの森三愛高校シオン寮の皆さん ・北海道浅井学園大学短期大学部絵本 サークル「きたきつねのゆめ」さん ・ボランティアコスモスメンバー жжжжжжжжжжжжжжж クリスマスロビーコンサート (日時)十二月十五日(水) 午後五時より五時五十分まで (場所)江別市立病院一階 エントランスホール ・ボランティアコスモスメンバー他 トーンチャイム・ギター・合唱 楽しいクリスマスソングをご一緒に! ☆☆☆☆☆☆☆☆ ミニバザー (日時)十二月十五日(水) 午後三時半より四時半まで (場所)江別市立病院エントランス 自動再診機前 ☆かわいいクリスマスグッズがいっぱいあります! ♪♪♪♪♪♪♪ 南二病棟クリスマス会 (日時)十二月二十日(月) 午後一時より三時まで (場所)ディケア研修室(二階) 日本病院ボランティア協会 総会報告 村山 重要文化財に指定されている大阪市中央公会堂大集会室にて、十一月九日(火)十時三十分より、全国各地から七十四の病院より、四百七十二名の出席で二〇〇四年度総会が開催されました。 事業報告として、今年度の研修会のテーマは「人の心に聴く」という講演会と研修会が各地で開催されました。 日本病院ボランティア協会が一九七四年にスタートしてから三十年が経ち 創立三十周年の記念行事として、日野原重明氏による「日本における病院ボランティアの発展」と題し、記念講演会が京都で開催されました。 機関紙「病院ボランティアだよりNo二〇〇を創立三十周年特別号」として発行した。 新たに十六グループが加盟し、総加盟数は一八二グループとなった。 会計報告、予算も承認され、総会は拍手の下に終了いたしました。 総会後、一〇〇〇時間感謝状贈呈式があり、一七二名の方の名前が呼ばれ、感謝状とバッチを戴きました。バッチのシンボルマークは手と手を結び合う形を表し、団結と継続を示しています。 江別市立病院からは、一〇〇〇時間達成者五名のうち三名が出席しました。 三十周年祝賀会 天井にステンドグラス、シャンデリアの素敵な三階の中集会室に移動して、十二時より祝賀会が行われました。 神戸大学病院のボランティアの方達のマンドリン演奏に始まり、各テーブルに分かれ、病院の職員、ボランティアの方々と交流が深められました。 私の隣には、二〇〇二年に札幌で開催された国際フォーラムに参加した岸和田市民病院のボランティアさんと一緒になり、小児科病棟の子供たちのクリスマスプレゼントの話をし、アイディアを出し合いました。 交流会で接したボランティアさんの年齢をお聞きして、皆さん実年齢より十才くらい若く見え、七〇代、八〇代のボランティアさんも沢山いらして、健康に恵まれて活動出来る幸せ、無理なく自分の出来る事を続けると言う事を語っていました。 最後に「ひとりのちいさな手」をみんなで歌って終わりました。 日本病院ボランティア協会の総会に参加して 田島 十一月九日(火)十時三十分から大阪市中央公会堂大集会室で総会は始まり、来賓祝辞の中でとても心に残った言葉があります。「感動」「活動」「協力」「感謝」の言葉です。物事に感動しそれを活動に反映して、周りの協力を得てそして感謝する。ボランティアをする上でも日常生活する時でも、この言葉を忘れずに過ごせたらと思いました。 一人一人名前が呼ばれ、壇上で「一〇〇〇時間感謝状」を贈呈された時は、こんな事をして頂けるような事をしてきただろうかと、申し訳ないような晴れがましいようなとても嬉しい気持ちでした。 祝賀会は各テーブル十人位の立食でした。そこで話をしていてコーディネーターのいない病院がある事、いると良いと思い成り手を捜しても、時間的に縛られるので成り手がない。ボランティアをする時、病院と直接話しをするのではなく間に入ってくれるコーディネーターの存在が大事な事である。 当たり前だと思っていた事がそうでないという事、コーディネーターのいない病院では、病院側と話し合いで戦っているような感じがしました。 日本病院ボランティア協会二〇〇四年度総会に出席して 廣瀬 昨年度出席された方達から、楽しいお話を聞いていて、何年か先には経験できるかな~と思っていましたところ、九月末ギリギリで一〇〇〇時間になったとの事、このような機会は又とないのではと家族の後押しもあり、参加する事が出来ました。 重厚で華やかな、大阪市中央公会堂での第一部総会では、広い舞台で感謝状をいただき、私の場合江別市立病院職員の方々の御理解・患者さんとのふれあい・村山コーディネーターをはじめボランティア仲間のパワー溢れる交流に支えられながら活動出来て、この時を迎えられたとつくづく感じウルウルしました。 第二部、三十周年という節目の祝賀会は、私達の病院バザーでウン円でゲットしたスカートを、同テーブルの方々に披露した事がきっかけで、活動等の情報交換で話が盛り上がりアッという間のひと時でした。 二十四・五度の晴天に恵まれ、神戸・大阪・六甲と想像していた以上に楽しんで来ました。ありがとうございました。 総会に参加して 松本 十一月九日(火)、重要文化財に指定されている重厚な建物の大阪市中央公会堂で、日本病院ボランティア協会二〇〇四年度総会が開催されました。 今年は創立三十周年にあたり、宮本美嘉子理事長、岡本千秋前理事長、淀川 キリスト教病院院長石田武氏より、病院ボランティアの歴史や在り方、今日までの発展の軌跡などのお話をお聞きする事が出来ました。 岡本千秋前理事長の「初心を忘れない主体性・控え目に優しさを伝える謙虚な気持ち・常に学び続ける意欲の大切さ」、ボランティアの四K「感動・共感(心がみずみずしくなる)、行動(感動に答えてアクションを起こす)、協働(他の人と心と力を合わせて働く)、感謝(人間関係の潤滑油になる)」、これらの事は、経験が増すにつれておざなりになりやすいものですが、ボランティアに限らず日常生活においても心しておきたいものです。 そして最後に、「川の美しさは水の清い一滴から、海岸の美しさは白い砂の一粒から、木の美しさは緑の葉の一葉から、人の美しさは優しい一言から」という素晴らしい言葉を私達に伝えられました。 その後行われた懇親会では、奈良県立医科大学付属病院のボランティアの方と同席になり、コーディネーターのいない中での活動の難しさなどを語っておられました。私達ボランティア・コスモスは、院長先生をはじめ職員の皆様の深い御理解のもと、コーディネーターの村山さんがリードしてくださるという恵まれた環境の中で活動できるありがたさを改めて感じました。 一〇〇〇時間達成の感謝状と記念品のバッジをいただき、おごることなく、私に出来る事でボランティアを続けていきたいと思います。 今回、このような実り多い総会に出席させていただけたことを心から感謝いたします。ありがとうございました。 |