CDの音質と再生機
DCD-755RE K ブラック【送料無料】価格:34,330円(税込、送料込)今まで日記に書いてきたように,最近は海外向けの販売が増えてきました。よくこんな日本のCDを知っているなぁと思うものもあれば,海外アーティストの紙ジャケット仕様が日本盤にしかなく,それを買いたい外国人も多いようです。以前, CDのことを海外ではmini-LPと言うのだと思ったことがありましたが,正確には紙ジャケット仕様のCDをmini-LPと言い,欧米ではpaper sleeve とも呼ぶようです。そのため,amazonの日本サイトで,「紙ジャケット仕様」などと検索すれば,USアマゾンで高く売れるCDを見つけられる可能性が高まります。ただこのようなCDは在庫切れもあり,マケプレ出品者のみが高く売っていることもあるので,amazon本体に在庫があるものを扱ったほうが安全です。BOの洋盤コーナーで紙ジャケット仕様を探して仕入れておくのも手かもしれません。2000円で仕入れても100ドルぐらいで(約8000円)で売れるものも多くあるので,日本の薄利多売せどりに疲れてきた方にはおすすめです。方法はこの日記の以前の部分にも書いてあります。さて,CDの音質が良いのはよく知られた事実ですが,どのように良いのか日記に書き残しておきたいと思います。簡易データ形式が増えてきた今,何がどのように違うか自分なりに整理してみました。まず音楽をデータ化するときは,二つの項目に従ってデジタル化します。1つはサンプリングレートと言って,音楽中の1秒間をどれくらいの細かさで割って捉えるかです。CDの場合,これを44,100分の1秒ごとにとらえているので相当高音質になります。そのためCDのサンプリングレートを単位で記すと44.1kHzになります。もう一つは量子ビット数です。難しい表現ですが簡単に言うと,音の高低をどれくらいの範囲で捉えているかということです。商用音楽CDは通常16ビットで,この数字が大きいほど,高音から低音まで広くひろえるわけです。MP3などはこのビット数を間引いているため,1/8位にデータ量を減らせますが,音楽CDに比べて音がやせ細って聞こえる感じは否めません。このように音楽データは時間軸と高低の二軸で構成されています。オーディオマニアでも意外とはっきり知らない人が多いです。再生機が対応していなければ仕方がないのですが,音楽CDの長所を最大限に生かすためには,44.1kHz, 16bitあるいはそれ以上の数字が表示されているCDプレーヤーで再生するのが理想的かもしれません。16bit中には,ほとんど人間の耳に聞こえない領域も含まれますが,実音のみではなく,反響音や残響音としては深みや広がりが変わるようです。携帯型音楽プレーヤー最盛期の昨今,CDせどりを趣味として続ける者として音楽CDの利点を最大限にいかした環境をとことん追求するのも面白いかなと思っています。そのためには,オリジナルの音源がどのような仕組で収録されていて,どのような性能の再生機が望ましいのか理解していることは重要だと思いました。ではでは。よろしければ応援お願いします。