|
カテゴリ:うれしい話
仕事がらみで仲良くなった子から、人事異動のお知らせが年明けに来ていた。
彼女はそれまで、広報がらみの仕事を行っていて、雑誌の編集や取材など、 傍目で見ると「何だかかっこよくて綺麗な仕事でいいな~!」と思わせるような業務。 今回の移動で、全く畑違いの部署の業務に従事するらしい。 彼女は当然、この移動には不満いっぱいらしい。 以前から、彼女は広報の部の部長との折り合いが悪かったようで、 ウチの部署と彼女の部署とで飲み会をやった時にも、不満の色をみせていた。 帰りにウチの部長と「他社の人間に社内の人間の不満を暴露しちゃダメだよねぇ。」と、 少し苦笑してしまったくらいに「嫌い」だったようだ。 人間って、嫌いな相手には絶対好かれない。 「あなたの事、嫌いなの~!」ってオーラが絶対に相手に伝わってるから。 どんなに隠してみても、からむ機会が多ければ多いほど、伝わっているはず。 彼女はいつも「私が1人で作り上げている!」という自信と自負があったので、 彼女の上司の時には「理不尽な」編集会社への要求なども、耐えがたかったのだろう。 おまけにその上司、その会社の役員であり、33歳くらいの美女。 日本語と英語とフランス語を巧みに使いこなす「才女」なのである。 話を聞いている限りでは、そんな2人の間には「信頼関係」が成立していなかったようだ。 まぁ、そんなのはどうでもいいとして、彼女の今回の移動で、またもやいろんな不満が! でも、いろいろ人にぶちまけたら、少し気持ちも落ち着いたのか、 新しい部署での2週間で、少し前向きになっていた。 「これも私のキャリアアップと思って、今は頑張ろうと思ってる。」と、 元気に話してくれたので、安心した。 私だって辞めようと思った事は何度かある。 東京に来てからの事だけど、辞めて実家に戻ろうと思ったことも、 会社にがっかりさせられてしまったことも、いろいろある。 お互いにそういう気持ちを乗り越えられて、頑張っていけるうちは、 頑張っていこうという話をして、アホ話に流れていった。 彼女にとっての今回の逆境が、プラスになってくれたらいいな。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[うれしい話] カテゴリの最新記事
|