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2008.12.06
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asahi.com
戦後日本を代表する知識人で、和漢洋にまたがる幅広く深い教養をもとに、政治や社会、文化を縦横に論じた評論家、加藤周一(かとう・しゅういち)さんが、5日午後2時、多臓器不全のため都内の病院で死去した。89歳だった。

Yomiuri On Line
進歩的な知識人として知られた、作家で評論家の加藤周一(かとう・しゅういち)さんが5日午後2時、死去した。89歳だった。

毎日jp
戦後を代表する知識人の一人で、芸術から時事問題までリベラルな立場から幅広く発言してきた評論家、作家の加藤周一(かとう・しゅういち)さんが5日午後2時、東京都内の病院で死去した。89歳。



加藤周一『学ぶこと思うこと』岩波書店(岩波ブックレット)

戦後を代表する知識人の訃報に接して、ここで紹介するのに最適なものは……と考えて思い浮かんだ著書がこの本。これは、東大生を対象とした講演会の記録です。

著者は、冒頭で「學而不思則罔。思而不學則殆。」という言葉を論語から引用しています。これは、「学んで思わざれば則ち罔し。思いて学ばざれば則ち殆うし。」と読みますが、その意味は、教わるばかりで自分で考えようとしないと物事がはっきり見えない。逆に、考えるばかりで他人から教えを乞おうとしないと独断専横となり危険であるということになります。

私もこの言葉を著書やテキストのはしがきに用いていますが、加藤周一に語ってもらった方が説得力があるので、この本をお勧めしておきます。





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最終更新日  2008.12.07 07:51:37



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