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せ・ら・ヴィ

せ・ら・ヴィ

アトピー発覚まで

2001.12月初旬(生後3週間頃)

 湿疹が出始めてくる。
 乳児湿疹が出てきたなーとお風呂のときに丁寧に顔を洗ってあげるけど、良くならない。

2001.12.18(1ヶ月健診)

 1ヶ月健診にて乳児湿疹といわれアンダーム軟膏を処方される。
朝起きたときとお風呂上り、塗布するけれど一向に良くなる気配なくブツブツのお顔…。

2001.12月~2002.2月初旬(生後1~2ヶ月)

 丁寧にお薬をぬって、神経質すぎるぐらいにお顔を拭いて…。
でも、ブツブツは全然なくならない…。
この頃はまだ、「乳児湿疹だ」って信じていてアトピーだとは全く思っていなかった。 
 外にでて赤ちゃんをみかけるとどうしても顔に目がいく。みんな綺麗な顔…。うらやましく思っていた。

2002.2.6(生後2ヶ月26日)

 朝起きて、顔を見るとほっぺのところから黄色い汁が出てきている…。
 どうしよう…。布団でこすれたのかな…?なんて考えながらも焦る。病院へ入ったほうがいいのか??結局、そこから感染しても、と思い受診。結果は「多分乳児湿疹。」身体は綺麗なので食事も別に制限せずこのままでいいと言われる。少しホッとする。「アトピーじゃなかった…」
 塗り薬は、アンダームに加えて亜鉛化単軟膏を処方される。

2002.2.6~3.1(生後2~3ヶ月)

 絶対に治ると信じて毎日、指示されたとおりに薬を患部へ塗布。しかし、全く良くならない。日によってはジュクジュクがマシな時もあるけれど、服の襟元は毎日黄色い汁で染まっている。痒みがあるのか、引っかき傷がたくさん。2月の末にはインターネットで見つけた「ひじっこ」を購入。腕につけて患部に手が届かないようにするもの。しかし、玲唯にはまだ少し大きかったせいもあって、よくスポンと腕の先からぬけていることが多かった。
 また、この頃から「やっぱりアトピーかも…。」と思い始める。しかし、心の中では認めたくない自分が…。外に出ても周りの目が気になって仕方がない。
 「アトピー?」といわれるのも、なんだか母親失格といわれているような気分になってとてもつらかった。(決してアトピーは親のせいだけではないんだけど)

2002.3.1(生後3ヶ月18日)~

 湿疹は全く良くならず、耳切れが始まっていたり身体のほうにも湿疹が広がってきていたこともあり、知人にアレルギー科のあるクリニックを紹介してもらい受診。
 採血は今しても、母乳からの免疫で正しい値が出ないことが多いので意味がないということでせず。とりあえず、母乳のため私は食事制限。牛乳は1日200mlまで。生クリーム、チーズ、卵、鶏肉、鶏がらスープ、魚卵、大豆油、また大豆油を使った製品(スナック菓子など)などの制限が…。
 とりあえず、がんばってみよう。これでよくなるなら、と食事制限の日々が始まる。
 軟膏はアズノールと「ひどいところにだけ長くても3日間だけ使う」という指示でプレドニン眼軟膏を処方される。これは目に入っても大丈夫なくらい弱いステロイド剤。
 さすがにステロイド剤のせいか、少しだけましになる。しかし、ジュクジュクはなくならない。
 また、痒み止めとしてポララミンシロップも処方される。眠前に1回。甘いため、よく飲む。

2002.3.15(生後4ヶ月4日)~

 2週間、食事制限を続けているが目に見えてよくなる様子はない。4ヶ月になったということで思い切って血液検査を受ける。
 湿疹のひどいところにはもうひとつ強いステロイドであるアルメタという軟膏を処方される。これもステロイドのため3日塗ったら3日は休むと指示される。
 確かにアルメタを塗ると良くなるがやめるとまたジュクジュクに。まさにいたちごっこ…。

2002.3.25(生後4ヶ月14日)

 採血結果が出る。卵に対するIgEが9.99と高値(普通は0.34以下)。牛乳や小麦など他のものはとりあえずマイナス。と、いうことで卵に対するものはつなぎから鶏肉まで全て除去。ここでアトピー性皮膚炎としっかり診断がつく。
 確かにショックというのもあったけれど、何となく治療方針が見えた気がしてホッとする。卵さえ食べなければ良くなるのかな…なんて。
 後にその考えは甘かった…って気づくんだけど。


 

 


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