愛地球博

2008/06/14(土)13:23

DVD『第五福竜丸』

最近見たDVD(10)

『第五福竜丸』 日本の古いビデオです。 モノクロなのには、驚きましたが、結構見ごたえがありました。 時は、1954年3月1日。 太平洋のビキニ環礁で、アメリカが水爆実験を行った。 それを知らずに、漁船第五福竜丸がその近くで、マグロ漁をしていた。 突然、大きな光が見え、みんな驚いて見ていると、しばらくして、 大音響が響き渡る。 そして、漁業を継続していたところ、そらから灰が降ってくる。 何だろうと疑問に思いながらも、漁船員23名は灰をかぶりながら 大漁のマグロを次々と船に取り込んでいく。 そして、そのまま焼津港帰る。 船員は、肌が真っ黒になり、水泡ができ、吐き気を催す。 病院へ行ったところ放射能を浴びえている可能性があるということだった。 アメリカの水爆実験の実施の被害を受けたことが判明する。 最初、アメリカは水爆実験のスパイではないかと疑う暴挙。 誤ることもなしに、調査団がやってくる。 やがて、1人の人が死亡する。 映画はそこで終わる。 しかし、その後23人中11名が早期に命を落とすことになる。 原子爆弾に続いて、水素爆弾の犠牲者も日本人だったとは・・・ しかし、ビキニ環礁にも住民がいて、彼らも被害を受けている。 アメリカは、発展途上国の人の事を、何だと思っているのか・・・ 第5福竜丸は現在、東京の夢の島にあるそうです。 捨てられていた船を、このことを忘れてはいけないと 保存し、展示館が出来たそうです。 歴史上の色々な教訓は、よく覚えて、今後に生かしてほしい。 興味のある方は、DVDを見たり、展示館へ行ってみてください。

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