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2006年03月12日
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カテゴリ:カテゴリ未分類
最近、○○式反対!100マス計算は考えない子どもを作る!
と言うようなサイトを色々と目にしてきました。
(もちろん、全面的にに反対されてるわけでなく、
与え方や時期などが問題だとおっしゃってるんだと、解釈しております)

ただ、陰山先生にしても「100マスすれば頭が良くなる」だとか、
東北大学の川島教授にしても、前頭葉を鍛えることで頭が良くなる…と、言ってるわけじゃないですよね。

景山先生も、100マスが有名だけれども、朝食をきちんと取ることや生活習慣の見直しなど、基本生活を立て直すことをまず言われているし、
そういうことが全体として、きちんと勉強の体制にはいれる子どもたちを作り、
それによって、成績も上がってきたんじゃないかな?と私自身は解釈しています。
100マスをやってるあの子達は、考えない頭にそだってるのでしょうか?

川島教授といえば、音読や単純計算で前頭葉の活性化。
これは、あの反応からすると捏造されてない限り、活性化し、血流量が増えてるのは間違いないのでしょうね。
○○式のパンフレットでは、ゲームをしているときの脳と音読をしているときの脳の反応の違いを示して、音読はこんなにすごい!って書いていましたが、
(私も以前読んだときは、おお~~~っと、思ったんですが)
そういう書き方が胡散臭い。
それがどうして頭のよしあしに関係してくるのか…?そこが足りないと思う。


そんな風に考えていた矢先、ETVで、川島先生の脳科学の研究が紹介されていました。

あ、その前に、2週間ぐらい前だったかな?
週間子どもニュースでも、川島先生しゃべっていたけれど、
あの時は時間が短すぎて、知りたいことの半分もしゃべっていなかったけれど、
あのときの印象も、決して「前頭葉を刺激する単純作業をすれば頭は良くなる」なんて言っていなくて、
とにかく、「親子でいっぱい話をしよう」といっていたのが印象的でした。

きょうは、途中から見たのですが、前頭葉を刺激する単純計算や音読がなぜいいのか…ということは、
少し理解できた気がします。

もちろん、これは、頭が良くなる…と言う話ではありません。
でも、結果としていい方向に行く可能性はある、と言う風に感じました。

○○式的な問題を老人ホームで取り組んでもらい、認知症の症状が改善したことが取り上げられていました。
私は、これはこれで事実として認めてもいいのかなとおもっています。
じゃあ、これが私たちや子どもには、どういう作用があるのでしょう?
先生がおっしゃるには、前頭前野は「考える」「想像する力」「記憶をする力」「学習する力」「コミュニケーションする力」「行動や感情の抑制をする力」「やる気」「集中する力」「意欲」などの働きをするそうです。
先生は、実験を踏まえた結果として「それらの力は、前頭前野から沸き起こってくる」と表現されていました。

その前頭前野がなぜ、単純計算や音読で刺激されるのか…というところは、
大胆な仮説でしかないそうですが、先生の考え方はこうです。
「人間の脳の発達の歴史と関係があって、人間は他の動物と比べて、前頭前野が特に発達しています。
 それは、数や文字を扱うことで、文明を発達させ、それとともに前頭前野も発達してきました。
つまり、人の脳は記号に特化して反応するようです。
赤ちゃんが大人と同じように脳(特に前頭葉)を発達させていくために、言葉や数に触れたときにスイッチがはいるのでは?
そして、そのスイッチはいつまでも残っているのでは?」 と言うことでした。

まあ、これは本当に証明されているものではないし、あくまで川島先生の仮説なんですけど。
でも、以前別の番組で、『 ジュラシックコード~人類700万年・封印された脳内恐竜の謎』 と言う番組で脳の進化の歴史を取り上げていましたが、
まあ、これも仮説なんでしょうけど、これを踏まえると、川島先生のおっしゃることも、あながち嘘でもないかも…と思えたりもします。

認知症のかたは、言葉や理性、記憶などを失いかけていても、この単純作業の学習で、前頭葉が刺激され、症状の改善が見られたりしたわけです。
子どもが頭が良くなることとは違ったとしても、
そういう、前頭前野の働きを良くしてくれる…というか、もし、鈍っていたら正常に働くような刺激になってるのかなぁ…と、
そんな風に思いました。
学習する力、やる気、集中力、意欲…これらが活発に正常に働いてくれれば、
そりゃあ、良い方向に向かうでしょうね。

だからと言って、100マスや、音読をがむしゃらにやる…と言うのは間違いでしょうし、
取り組みの中心としてやる気はないですが、
どのぐらいが適量かは分かりませんが、例えば脳のウォーミングアップ的な効果はあるのかも…なんて思ったりもしてます。

あと、こういった話は、番組の中の一部で、
他の実験もあって、子どもが自分の親と話すとき、
他人と話すときよりも、子どもの脳はとても色んなところが反応して活発だったし、
(まあ、これも1例しか見ていませんのでそのまま鵜呑みにしてもいけませんが、親子の会話は大事ですよね)
「親子でいっぱいお話しましょう」と言うことを強く訴えられていました。

単純計算反対!ドリル撲滅!系のサイトでは、サイトの主の考えとは裏腹に、
どうしても、川島先生、景山先生は胡散臭い…と言う流れに表面上なってしまいがちですが、
直接話している映像や、特集などみると、決してそんな「これで頭が良くなる」というような主張はされていないんですよね。
その先生方の意見の一部を切り取って、第三者が勝手に都合の言いように使うので、
本来の意味から離れて、誤解を生じてしまうのだと思います。


陰山先生のお話は、雑誌や本、テレビなどで触れる機会は多少あったのですが、
川島先生の本は、まともまともに読んでいなくて、しっかり聞く機会がなかったので、
きょうの番組をみれたことは、私の気持の整理をつけるには、すごくラッキーでした。

最近、算数や数学のことを色々考えていましたが、
色んな意見を知った上で、我が家の方針も見えてきました。
色々なサイトを読んだりすることで、自分的にも十分納得して進む方向が決まってきて、
すっきりしています。






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最終更新日  2006年03月12日 14時04分07秒



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