はじめての福島県、その1(東山温泉)
今日から2泊3日で両親と一緒に福島県に温泉旅行に行く。今日は東山温泉に泊まり、明日は土湯温泉に行く。温泉旅行は箱根か伊豆に行くので、福島県の温泉ははじめての体験である。というか、福島県に行くのがはじめてである。高速道路の渋滞をさけるため、都内を朝6:00に出発する。さすがにこの時間は渋滞をしていない。時間があるので、塩原に行ってから福島県入りする。塩原では「源三窟(げんざんくつ)」に行った。ここは源有綱が再起のために隠れていた鍾乳洞である。この鍾乳洞の中に、歴史の流れが分かるような等身大の動く人形が飾ってあった。人が通るとセンサーが感知し、人形が動きナレーションが始まる。「ひやぁ!」と声をあげる私。鍾乳洞のひんやりとした空気の中、なんともいえない雰囲気がただよう場所であった。次に向かったのが「大内宿」である。すごい!江戸時代にタイムスリップしたみたいだ!江戸時代の情景がそのまま残してあって、茅葺屋根の家々が軒を連ねている。軒先でお土産物を売っているのを見たり買ったりしながら、楽しく過ごす。早めに家を出たのが幸いし、この時点でお昼ぐらいなので、会津若松市に入り、鶴ケ城へ向かう。きれいに復元されたお城はお城の中が体験型の博物館のようになっていて、各層ごとに歴代藩主の紹介、江戸時代の会津、幕末の戊辰戦争、城下の風物詩の紹介、そして最上階が展望台となっていた(5層である)。展望台から見る会津若松市の眺めはすばらしかった。天気も良かったのでずっと向こうまで見渡せる。磐梯山もくっきりである。楽しく観光できるお城だった。だけどこのお城、ちゃんと土壁でつくっているんだね。父が「壁はコンクリートだ」と言っていたので、違うじゃん!と非難を受けていた。その後、白虎隊自刃の地へ行く。動く歩道にのって(この場所に行ったら歩道にのった方がいいです、階段上るのかなりきついです)、山の上に。私は白虎隊士の墓だけがあるのかと思ったら、墓地の中に白虎隊士の墓もある、という場所だった。その場所からは、お城がよく見える。国のために戦っていた彼らには、ここから見える鶴ヶ城の落城はどんなに辛かっただろう。17歳の青年が、国のために自刃するなんて、今の高校生には考えられないことだろうな、と思う。その後、「世にも不思議な」さざえ堂に行く。このさざえ堂は、六角塔になっていて、のぼりの道と下りの道がまったく交差しない、不思議な建物である。皆で一体どういうつくりになっているのか考えながらのぼったのだが、よく分からず。これを考え付いたお坊さんとその指示のもとに立てた大工さん(棟梁)はすごいね!この後、まだ時間に余裕があったので、駅前のサティへ行ってみる。サティへ向かう途中で、なんと交通事故を目撃!バイクと自動車との接触事故で、私はバイクに乗っていた方が空中を飛ぶのを目撃してしまった。心臓がドキドキする。あの人は大丈夫なんだろうか?こうして18時ごろ東山温泉の旅館に到着する。さっそく温泉に入り、食事を頂く(つくりおきしてあったみたいで料理が冷たい!)。さぁ、寝るぞ!今日も朝早かったが、明日の朝も早い。 明日は山菜とり。