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 Terui@ Re:育めんパパです 育めんパパさん、こんばんは! すみませ…

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Terui

Terui

2004/02/08
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カテゴリ:英語
最近痛切に感じていることだが、中2で英語の成績が下がる人が多い。
中2で入会される生徒さんのほとんどが、「中1のときはそんなに英語は悪くなかったのですが、中2になったら一気に(成績が)落ちてしまって・・・」と言われる。

答案を見せてもらうと、文法があまり理解できていない。
特に所有格が入っている文章でことごどく間違う。
例えば「Your mother are・・・」だとか「Your father play・・・」だとか。
主語をきちんと意識して書いておらず、生徒さん曰く「なんとなく」で文章を作る。

こういった生徒さんは小学校時代までに英会話教室に通っていた人が多い。中学進学または中学受験ともに教室に通うのをやめている。

今の学校は文法事項をあまりきちんと教えていない。これは教科書にも原因があるのだが、学校自体が「話せる英語」の指導に移ってきているからではないかと感じる。

ネイティブの先生による発音や会話練習、テープを聞いてヒアリングの訓練等、私が中学時代のときとかなり指導が異なっている。

しかしながら、テストは文法が理解できていないと解けず、ヒアリングの試験は入っているものの配点は低い。

中学1年生までなら、文法事項も簡単でそれこそ「フィーリング」で解けるため、生徒さんは文章を作成しあまり違和感を感じないようなら「いっか」、と問題を解いていく。
多少、文法ミスがあったとしても「フィーリング」で合っているところもあるため、文法がわかっていないとは気づかない。

これが、中2になると文法が複雑になってきて、「フィーリング」では太刀打ちできなくなってくる。中1の文法もきちんと理解していたわけではないから、中2で習う文法も今ひとつよく分かってこない。

お母様は「英会話学校に行ってたから、多少は出来ると思うんですが」とおっしゃるが、これが問題を根深くしている。

確かにお母様がおしゃるように「多少はできる」。会話文のところはきちんと解けている。
しかし、「文を書きかえなさい」とか「括弧の中の単語を適切な形に」だとか、「次の日本文を英文に」だとかになると、正答率は悪くなる。

学校のテストの問題は習った文法事項(学校ではそんなに教えていないのだが)がきちんと理解できているかどうか把握するために出題されているので、その文法事項が出来ていないと問題は解けない。
学校の成績があまり良くないと、今まで英語が好きだった生徒さんは、「実は英語ができないんじゃないか」と思い、嫌いになっていく(学校の先生と相性が悪いと特に)。

せっかく子供の将来のためにと思って通わせていた英語が、学校の勉強に役立っていないことを知り、お母様はとても悲しまれる。

幼少時に学習していたことが、あとで実を結ぶために、私なりの考えを書くと、

1:英会話と学校の英語の勉強は全く別のものと認識し、
2:学校の英語の勉強は文法をきちんとやることに注意を払う
3:「しゃべれる」レベルを目的とするなら、学校とは別に英語の勉強はやり続ける
4:国語もきちんとやる

である。

英会話に通っていて「感覚」で分かっていることは決して無駄にはならない。ただ、そういった「感覚」で分かっていることが学校の文法とどのように結びつくのかを別にきちんと教えてあげるべきである。
「フィーリング」で解いているところに「思考過程」を入れれば、中2で一気に成績が落ちるということは防げる。

また、「しゃべれる」レベルまでを期待して英語の勉強をするのなら、途中で止めないことがポイントである。

講師の中にはいわゆる「帰国子女」という者も何名かいるが、その中で「しゃべれる」のは一名だけ。この講師は小学校時代にアメリカに2年間行っていたが、帰国後お父様がずっと英語を教えつづけていたそうである。

英語の勉強を続けるのに、何も学校に通う必要はないと思う。幼少時には「勉強に興味をひきつける」のがかなり難しいので、学校に通って皆で勉強したりするのは効果的だが、お金もかかることなので、その子にあった続けられるものを何か見つけ(ラジオ英会話かもしれないし)とにかく途中で「空き」を作らないことが先決だと感じる。

ちなみにお父様に英語を教えてもらっていた講師は、毎日お父様が家で何かしている横に座って、英検の問題集を解いていたそうだ。
分からないところが出てきたら、その都度教えてもらい、予定範囲が終了したら今日はこれでおしまい!という形でやっていたと言っていた。

あと、英語もいいのだが、同時に国語もきちんとやられた方がいい。
幼少時に本を読む習慣がつくといいのだが、中学受験でやっている国語は国語の勉強としてかなり良いので、受験しなくても中学受験用の国語を勉強することをオススメする。
また、小学校の国語の教科書の音読もかなり有効である。音読することで分かっていない漢字や意味が聞いていると把握できるから。

受験がある以上文法はきちんとやらざるを得ない。
英会話ではあまり出てこない「分詞構文」も受験では出題される。
私自身も矛盾を感じるが、とにかく「英語が嫌い」とならないよう、日々指導にあたっている。






Last updated  2004/09/07 07:21:20 PM
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