|
テーマ:家を建てたい!(9860)
カテゴリ:家づくりのアドバイス
「基礎工事は写真を撮っておいた方がいいよ。」
彼が電話でアドバイスしている。 知り合いの方が家を新築されるとのことで、彼は今、その相談にのっている。 家を建てる前は、どの業者がいいのかを聞かれ、良い業者のチェックポイントを教えてあげていた。今は着工に入っているので、工事の様子のチャックと、図面のチェックをしている。 家はとても高い買い物だが、他のもののように返品もきかないし、買いなおしもそうそう出来ない代物である。実際に住んでみないと分からないことも多いから、事前によく検討してもなかなか難しい点もある。 私が会社(住宅会社)に入って一番驚いたのが、「教科書に載っていた家の造りと、実際に建てている家の造りが違う!」ことだった。 今も大差はないと思うが、そもそも大学の建築学科はあまり「住宅」を教えていない。少しだけ習った「家の構造」とかは、会社に入るまでみんな同じだと思っていた。 ところが、どの会社にも独自の施工方法なり構法があり、あんな教科書に載っているようなものはないのだと言うことが分かった(全く違うということでもないが、細かいところが違っている)。 周りはみんな、知ってて当然、という扱いなので、これはマズイと思った私は密かに勉強していた。 それでも、時にトンチンカンな質問や答えをしていて、先輩とかに「大学で何習って来たんだぁ~!」と怒られた。 あ~、懐かしいねぇ。 あと、家を建てるにあたって驚いたことは、ものすごい色々な業者さんの手を借りて家が建つということだった。 私は大工さんがほとんど全てやっているのだと思っていたが、サッシはサッシ屋さん、建具(ドアなど)は建具屋さん、というそれを専門にやっている職人さんがいらっしゃって、分業で進めていた。 ある時自分なら何屋さんが出来るだろうか、と考えたことがあり、しいて挙げるならペンキ屋さんかな、なんて思ったりしたが、先輩には「絶対に無理。あんな高いところで作業が出来る訳がない。」と言われた。 う~ん、色々なことを思い出すなぁ。 彼の相談は終わったようだ。 高い買い物だから心配だよね。 「そうだね。営業の人と話はしているみたいだけど、実際に建てるのは現場の職人さんだからね。」 そうだね、現場の職人さんが一番だよね。当り前だけど営業の人は実際に家を建てたりしないから、施工の説明されても今いち「そうなのかなぁ。」って思っちゃうんだよね。 満足のいく素敵なお家が建つといいね、と彼と語り合った。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2004/05/17 04:37:21 PM
コメント(0) | コメントを書く
[家づくりのアドバイス] カテゴリの最新記事
|