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カテゴリ:「お勉強」のこと
講師の人と教え方について色々と話をすると、皆、工夫して教えていて、「ナルホド!」と思う教え方もある。
今日、「ナルホド!」と思った教え方は、ゲームのような形で数学(中学)を教える教え方であった。 この生徒さん、じっと座って集中して取り組むことが苦手で、ウチに入会するまでは「家庭教師キラー」だったそうだ。 ウチに入会されたときも、お家の方が大変心配されていたのだが、担当している講師が生徒さんをのせるのがとてもうまく、嫌がらずに勉強している。 この講師は、生徒さんとやり取りをしながら勉強していて、講師が生徒さんに問題を1問出して、その問題が解けたら今度は生徒さんが講師に問題を出す、解けなかったら再度生徒さんが問題を解く、というやり取りで授業を行っていた。 生徒さんは、このやり方が大変気に入ったようで、講師に問題を解かせたいために必死になって問題を解く。こうして、生徒さんは、自分が知らないうちに問題をどんどんこなすようになっていった。 この教え方を講師から聞いたとき、私には思いもつかない教え方だったので、とてもびっくりした。 講師が問題を解けるのは当り前であって、それをゲームのようにやり取りしながら勉強することが、授業として成立するとは思わなかった。 でも、この講師の教え方で「家庭教師キラー」だった生徒さんは、一生懸命勉強するようになっている。今回のテスト範囲の問題もかなり解けるようになった。 教え方に正解はない。このやり方だとダメな生徒さんももちろんいるが、「手法」として知っていると、生徒さんにあるやり方で教えていてうまくいかない場合に、すぐに別の教え方をして、理解してもらうことが可能となる。 私はかなり手法を知っている方ではあるが、今回、講師がやっている教え方は思いもつかないやり方だったので、私自身が大変勉強になった。 「教える」って奥が深いとあらためて思った一日だった。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2004/06/03 11:38:06 PM
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