**「今日の授業は?」-別館-**

2004/09/25(土)09:46

ピアノは良さそうだなぁ

幼少時の学習(14)

先日、本屋さんで見つけた「新・0歳からの教育」をパラパラと読む。 もうすぐ1歳になる甥っ子の「教育」について、考えなくてはならない。 「モーツァルトでわが子を秀才に?」の内容に目がひかれる。 折りしも、1ヶ月ほど前に、「モーツァルトを聞くと良いみたいだよ。」とオススメしたばかりだった。 これは、成績上位の生徒さんのお家の方が、「子供が赤ちゃんのときに、モーツァルトを聞かせていた」と答えた方が多かったからである。「モーツァルト」だけが影響しているとは思はないが、聞いていてもソンはないだろうとオススメした。 記事を読んでいく。 「赤ん坊は音楽を好み、大人と同じ情緒的な反応を示す」 ふんふん。 「・・・陰鬱な曲を聴いた新生児は泣きだすが、ワルツを聞くと静かに神経を集中させることを発見した。」 まぁ、これは新生児じゃなくても、「陰鬱な曲」をきかされたら大人だって嫌だと思うんだけど。 「だが、モーツァルトを聞けば学習能力が向上するかどうかは、まだはっきりと証明されていない。」 あっつ!そうなんだ!科学的には証明されてないのね。 でも、「証明」されていないだけで、「良い」という傾向は出てないのかなぁ。 「わかっているのは、音楽を自分で奏でることが、脳にいい影響を与えるということ」 ん!「聞く」より、「弾く」方が良い? 「・・・三~五歳の子供を対象に、六ヶ月間にわたってピアノのレッスンを受けさせる実験を行った。」 「空間や時間を把握する能力が著しく向上していた。」 ふ~む、「空間や時間を把握する能力が向上」と言っても、大きくなれば、その差はなくなるんじゃないのかなぁ。やっていない子に比べれば「早めに認識する」というだけなのでは? 「年長の子供では、さらに効果が明らかだ。・・・貧困地区の小学校二年生に週二回のピアノのレッスンを1年間受けさせたところ、算数の成績が裕福な地区の四年生のレベルまで上がったという。」 なに~!算数で効果がある~! うむむ。指先を使い、右手と左手がそれぞれ違った動きをする「ピアノ」は、右脳と左脳を鍛えるのね。 生徒さんでも、お稽古事をしている人は多いのだが、この「ピアノ」に関しては、過去の日記「お稽古事」でも書いたが、「やっていたが、やめた」生徒さんは、成績が落ちる傾向が見受けられる。 「子供の知力の向上に音楽が永続的な影響を及ぼすことを証明するには、さらに多くの研究が必要だろう。」 「いま言えるのは、モーツァルトを赤ん坊に聞かせても損はない、ということぐらいだ。」 損がないなら、聞かせた方がいいでしょ。 赤ん坊のときは「聞く」で、ちょっと大きくなったら「弾く」をすると良いということか。 よし!では、ちょっと提案してみよう。 効果のほどは、経過測定していきます。 (甥っ子君ゴメン!なんか実験をしているみたいになってます)

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