2005/04/27(水)18:01
「資料がないのに判断してはダメだ」と改めて実感。
あっつ、マズイ、やってもらう問題集を変えなくては!
大学受験生向けの学習カリキュラムの作成を頼まれたので、仕事として請け負ってカリキュラムを作っていたところ、最初に指定していた問題集では目的にそぐわないことが判明した。
当初講師の人から話を聞いた段階では、「国語力(定義が広すぎるが)」自体に問題があると思われたので、ウチで使っている小学生にオススメする問題集をやったらどうかと話をしたのであるが、その生徒さんの資料が手元に届いたので、内容をよく分析すると「語彙力」自体に問題があって結果「国語ができない」となっていることが判明した。
あの問題集をやっていては時間の無駄じゃないか!
別の問題集を指定してそちらをやってもらわなくては!
慌てて講師の人に連絡をとって、目的にあった別の問題集に変えてもらうことにした。
最初に話を聞いた時点でも、慎重に色々と状況を把握するようにしたつもりであったのだが、いざ資料を目の前にしてよく見てみると、こちらが想像していた生徒さんの学習理解度にはズレがあった。
やはり資料がない段階でうかつにアドバイスをしてはいけない、と改めて感じる。
やらないよりは確かにやった方がいいのであるが、やらないを「0」とすると、こういった場合は「1」ぐらいのプラスにしかならない。
生徒さん側は「やっているのにそれほど力がつかない」になってしまうため、短い時間でならまだ修正がきくが、長い時間になってくると「やってもムダだからもうやらない」となってしまう。
学年が上になればなるほど、軽はずみに言うものではないな。
ちょと自己嫌悪に陥る。