高校の教科書ガイド

「教科書ガイドを買った方がいいでしょうか？」 高校生の保護者の方から相談された。 ん～、高校の教科書ガイドは中学のものとはかなり内容が違うので、そんなに期待されない方がいいですよ。 英語など、和訳は絶対についていませんし、教科書にあるエクササイズの解答はまず載っていません。 しかも、値段は高いです。 国語は、会社によってちょっとずつ違い、使えるところと使えないところあるので、中身を見ないとなんとも。 以前に比べたら教科書関連の問題集は増えたのであるが、中学のものとかなり様子が違うので、コストパォーマンスからするとなんとも言えないところではある。 なぜ高校の教科書ガイドは今ひとつなのか。 高校は教科書の種類が多すぎるからそうなるのか。 買ってはみたものの、ほとんど使い物にならず、本棚に埋もれてしまっている人が多そうだ。 学校の問題集も答えがつかないものが多い。 「答えがあると授業を聞かない」 という理由も背景にあるらしいが、答えがあっても聞く生徒は聞くし、聞かない生徒は聞かないと思う。 「答えを見るより授業を聞いた方が早い」 となれば、別にあってもなくても関係ないと思うんだけど。 私は学校の授業は絶対に捨てさせない派なので、生徒が「問題集の答えがない」とか「訳をくれない（授業中口頭で言うから書き取りなさい、ということらしい）」という話しを聞くたびに、 あ～ぁ と思ってしまう。