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カテゴリ:日々のあれこれ
お客様から聞いた話です。
この方のご家族は息子さんお二人と旦那様で、娘さんはおられませんが、この季節どうしてもお雛様が飾りたくなり、自分にご褒美と言うことでお雛様を買うことにしたそうです。 そしていよいよ買いに行こうと大阪の問屋街に出向き、先ずはカフェで一息ついていた所、あるママ友さんから携帯に着信があり 「雛人形を買ってはいけない」 と突然言われました。 実はこのママ友さん「見える」方だそうで、見知らぬ年配の女性の霊が必死な様子で話しかけてきて 「雛人形を買ってはいけないと今すぐ○○に伝えて下さい」 と隣で頼まれているそうで、現れた女性の容姿をママ友さんが説明した所、それは母の姉妹だったおば様ではないかしらと思い当たったそうです。 優しくしてくれたおば様が急に現れて、何故雛人形を買ってはいけないと止めに来たのか、人を頼ってまで何を伝えたかったのか…お客様はママ友さんに聞いて貰いました。 すると年配の女性の霊は言いにくそうに小さな声で 「…お金がもったいないから」 との答え。 どうやらおば様、無駄遣いしちゃイカン!と伝えたかったようで(笑) 昔気質で苦労されて亡くなられたおば様。 可愛い姪の事がいつまでも気掛かりだったんでしょう。 結局この件で気を削がれ、雛人形は買わずに帰ってきたそうです。。 もしかしたら、この先大きな怪我や病気をして大金の出費があるから無駄遣いしては駄目!と言うメッセージかもしれないと思ってから一年。 特に大きな息災も無く無事に過ごされているようです。 この話を聞いて、霊って本当にいるのかしらと思いました。 しかも亡くなったからと言って急に二階級特進で立派な魂になる訳でもなく、生前と同じ様に家族の事をあれこれ気にかけているのかなと。 霊の話と言いつつどこかのどかでゆるい、ええお話です。 ちなみにお客様、今年も本格的な雛人形は買わず、ちりめんの布で出来た簡易なお雛様を飾っているそうです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2009年03月03日 21時28分37秒
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