2007/11/28(水)12:56
「弱って治る」
私は元々外科医です
お薬もメスもずっと使ってきました
その上で「あえて」言わせてもらうと、外科も内科も「患者が弱って治る」というものだと思う『?』と思うでしょう
「病み上がり」とはよく言ったものです
現代の「病み上がり」は治療による副作用によく似ています
*風邪の治療後にカンジダに悩む人
*鎮痛治療後にアレルギーに悩む人
*生理痛治療後に肥満とむくみに悩む女性
*術後後遺症に悩む人
*抗がん剤治療による副作用に悩む人
病院は「目的の症状は治ったのだから・・・」と言います(要するにその程度は我慢しなさいとい意味)
私は「治らなかった人」と「弱って治った人」を見てきました
「弱って治った人」がその後「強く(もしくはもとに)なったのでしょうか?」と聞いてみたい
「治療の代償」に悩む人々は、「治療した病院」には行かないのです
「治した患者のその後」に関心を持つ医師がどれだけいるのでしょう
医者は神様ではありませんが「弱って治す」が「仕方ない」「これしかない」とあきらめることだけはしたくないものです
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