2008/02/08(金)10:59
「壊す」と「作る」のばらんす
多くの人が「老化」を「作れなくなる」と考えておられるようです
肌:コラーゲン等を作れなくなる
骨:作れなくなる
などです
間違ってはいないのですが、少々違う
再生という行為は「破壊」が必要です
『?』と思われるでしょう
正確には「古くなったものを壊し、そこに新しいものを作る」という行為が再生です
肌であっても骨であっても、古いものを壊したところに新しいものを作っています
「どちらが先か?」
当然「壊す」が先
古いものが「しっかりと」壊されていないと、新しいものが作れません
建物の「立て直し」によく似ていますよね
古い建物が建ったままでは、新しい建物は建ちません
老化した肌(真皮)には、古いタンパク質(エラスチン塊)が大きくたまっていて壊せません
これが老化の原因と考えられています
「壊れないように、壊れないように・・・」とお肌を大切にしているのに、実際の若返りのためには「せっせと壊す」という部分が遅れているとはなんとも皮肉なお話ではないですか