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2022年06月26日 コメント(1)
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全11件 (11件中 1-10件目) 伝統芸能
カテゴリ:伝統芸能
![]() 前座は長身でなかなかのイケメンの林家木りん君。私は相撲に明るくないのですが、大関・清国(元伊勢ヶ浜親方)の息子さんなのだそうです。 噺は「初天神」、子供の描写や飴や団子を扱う父の様、どこでオチを作るかなど見所聞き所満載です。実は団志師匠でも二度聞いていた私、比べるのは気の毒と言うものですがなかなかの健闘(?)だったのではないでしょうか。しかし、話し方や所作、どんどん着崩れる着物などにハラハラし子供の発表会を見守る母のような気持ちでございましたよ(笑) 声や雰囲気がなかなかいいですし、これからの精進に期待しましょう! さていよいよ木久扇師匠の登場!お馴染み「笑点」のテーマ曲が流れ、黄色の着物に袴、にこにこと歩いてくるだけで場がパッと明るくなります。 噺は「松竹梅」。普段は新作落語が多いそうですが、これは木久扇師匠のキャラクターに良くあった楽しい古典落語。もうゆったりと楽しんで、たっぷり笑わせていただきました。 しかしながら私が一番おもしろかったのは、枕の、今回の大震災を受けて、戦時中の体験や戦後の復興の様子、自分の成長に影響を与えてきた遊びや歌や映画などいろいろなお話。本当は決して「笑いごと」ではないのですが、その中に真実が垣間見えてくるようでした。ほとんどは私の知らないことでしたが大変興味深く聞きましたし、そして何より面白かった! こうやって教科書にはない昔の文化を知る、というのも落語の魅力のひとつですね。 それにしても、いくつになっても「馬鹿」を貫き「きくちゃん」と呼ばれるのは実はとてもスゴイこと。昭和の名人と呼ばれる方たちが高座を降り、笑点メンバーも入れ替わっていくのは時の流れで致し方ないこととは言え、これからも元気で明るくますますのご活躍を!と思った夜でした~。
2010年10月17日
カテゴリ:伝統芸能
![]() 実は「曾根崎心中」は昨年歌舞伎座で観て、とてもいいお話だけれど道行のあたりなど少々長く感じてしまっておりました。それが今回はむしろあっという間と言っていい程。 最前列の席であったこともあり、はじめは人形の美しさや優雅な動きに目を奪われ、人形遣いの巧みさに目を見張り、迫力ある三味線の音に乗って感情がほとばしる太夫の語りに圧倒され、目も耳も釘付け。そしてもちろん心も引き込まれっぱなしでした。 考えてみればもともと近松門左衛門が実際にあった心中事件をもとに浄瑠璃のために書き下ろしたもの。演じるのが人形であるからこそ見る側も雑念を排し一層研ぎすまされて純度の高い物語になるような気がします。 話が進むに連れてどんどん感情移入してしまい、最後は人形なのに本当に二人が死んでしまったように感じられて思わず涙がこぼれました。 本当に素晴らしい舞台でした。 こちらではまだまだ文楽は一般的ではなく集客もなかなか難しいようですが、一度観るときっとその良さが伝わると思います。ぜひまたこちらに公演に来て欲しいと思いますし、もっともっと多くの方に足を運んでいただけたらいいな、と思いながら、太夫の真似をするbalaineとともに会場を後にしたのでありました。
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2010年10月18日 20時37分41秒
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2010年07月07日
カテゴリ:伝統芸能
![]() 「棒しばり」の二人はコミカルな動作で笑いを誘いながらもその舞は圧巻! 太郎冠者・次郎冠者は交代で演じますが、この日は太郎が菊之助さん、次郎は松緑さんで、互いの良さを引き出しあった素晴らしいものでした。 若手は確実に育っていますね!! いや~楽しかった♪大満足の松竹大歌舞伎酒田公演でした♪
2010年07月01日
カテゴリ:伝統芸能
![]() 前座の楽大さんから王楽さん、小遊三さん、好楽さんがお馴染みの噺をそれぞれの持ち味で楽しませてくれましたが、私は小遊三さんの話芸の巧みさ惹きこまれました! さて、厳粛ながらも愉快な口上の後、いよいよ円楽さん登場。 「待ってました!!」の声もかかります。 全国巡業のハードスケジュールのせいか、ちょっとお疲れモードかな??という節もありましたが、大きな重責や期待の中、誠心誠意の高座であったと思います。 偉大な師匠の名前を継ぐ、というのは本当に大変なことですね。 「名人」ではなく「達人」を目指す、という6代目。 故・円楽さんの巧みさや味わいを同じように求めるのは難しいですが、今後一層の精進をし、新しい円楽の芸を磨いていって欲しいな~と思いました。 これからが楽しみです!
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2010年07月06日 09時08分19秒
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2010年05月24日
カテゴリ:伝統芸能
![]() バレエも歌舞伎も大好きですが、正直に言うと、草刈民代さんも海老蔵さんも大ファン・・・ではありません。 日本ではあまり知られていないけれど、卓越したテクニックと表現力を兼ね備え世界で活躍するバレリーナはたくさんいますし、歌舞伎では、私が歌舞伎に興味を持つきっかけとなった、苦労人のお父上團十郎さんの方が役者としても人間としても好きです。 それでもこの二人の姿はやっぱり心を惹きつけます。 写真集を手に取らずにはいられなかったのです。 それは、生まれ持った容姿の美しさや華のある雰囲気はもちろんですが、二人とも自分が注目され期待される存在であることを受け入れて、自分に足りないところを見つめて努力を積み上げ、さらに高みへ、そして新しい世界を切り拓こうとする強さがあるからでしょう。 この写真集のページをめくると、二人は「美」のプロであり「芸」のプロなのだ、とまざまざと感じます。 ああ、自分はいろんなことを怠けているな、と反省もさせられたり・・・。 道は違うけれど二人の今後に注目したいと思います!
2010年01月24日
カテゴリ:伝統芸能
![]() 桂文珍師匠の全国縦断独演会、私は昨年に続き2回目になりますが、いや~、おもしろかった!!とことん楽しかったです!!!ホント、会場中が腹を抱え、涙を流して笑っておりましたよ(^0^)/ 昨年よりゆとりと自信のある雰囲気も感じましたし、さすが、うまいな~と感服でした。 落語は音楽にとても似ています。 古典落語はクラシック音楽のようです。 同じ噺(曲)でも噺家(演奏者や指揮者)によって、テンポ、リズム、間合い、抑揚が違い、また違った味わいになり決して飽きることがありません。 そして創作落語は現代音楽のように、その噺家(作曲家)の環境や経験や考えが如実に表れて、その人の個性が際立つ。 あ、そういえば歌舞伎も通じるところがありますね~。 古典芸能っておもしろいです! それにしても「笑い」があるって「笑う」ことができるって大事だな~。心から朗らかになった一日でした。
2009年11月19日
カテゴリ:伝統芸能
![]() なぜ、忠臣蔵が好きになったのか自分でも分かりませんが、物心ついたときから何かしらの形で忠臣蔵を見ないと年が越せない感じがします。 中村勘三郎さん主演のこの歌舞伎は、忠臣蔵そのものではないのですが、その話題から「仇討ち」される身になってしまう悲喜劇。さすが野田版、コミカルで軽快、随所に収録当時一世を風靡したギャグなど織り交ぜながらテンポ良くぐんぐん惹き付けます。そして、決める所はぐっと引き締めてメリハリのある素晴らしい舞台でした。 やっぱり勘三郎さんはスゴい!一瞬たりとも手も心も抜かない汗だくの大熱演!スクリーンを通してもその迫力に圧倒されました。 大向こうが飛び交う本物の舞台が一番いいのは勿論だけれど、シネマ歌舞伎も捨てたものではないですよ。 いやあ、おもしろかったです!
2009年11月16日
カテゴリ:伝統芸能
またまた遡り日記ですf^-^;
![]() 市内のデパートで「京都展」があり、舞妓の富久君さん(17歳!)が来店。仕込み時代のこと、日々のお稽古のこと、お座敷のことなどいろいろなお話も交えて踊りを披露してくれました。 当たり前なのでしょうが、座り方も袖の広げ方も写真の撮られ方もキレイ~。 カメラを向ける時に思わず「か、可愛い・・・」と言ってしまったのですが、するとこれまた可愛い声で「おおきに」とにっこり(^-^)もう何だか骨抜きになってしまいましたよ(笑) ![]() 先日テレビで「舞妓Haaaan!!!」が放映されましたが皆様はご覧になりましたでしょうか??実は私は映画館でも笑い泣きしながら見たのでとても楽しみにしていたのですが、テレビでは時間の都合か大事な大事なラストシーンがカットされかなりガッカリでした(><;) でも、本物の舞妓さんを見たらなんだか「ま、あれはあれでいいか」と思っちゃいました(笑) ・・・はは~、ナルホド、舞妓さんにはこのように日々の憂さ(?)を忘れさせてくれる効果があるわけですね!お座敷遊びをされる殿方のお気持ちが少しは分かったようなf^-^; 富久君さん、これからも頑張ってくださいね☆
2009年05月16日
カテゴリ:伝統芸能
![]() 「復活」の文字を見たとき嬉しかった。ワクワクして開演を待っていたが、開口一番の後に登場した姿は昨年と同じくジーンズ姿、歩くのも大変そうな状態で「治ったら真っ先に来るって言ったけど、ホントはあまり良くないんだ、ごめんよ」と、這うように高座に上がり正座も辛いということであぐらでジョークを披露した。 確かにおもしろく上手いのだけれど、時折咳で声が詰まるなど痛々しい。 休憩をはさみ「この後ちゃんとつとめられるのだろうか」と心配であったが、再び登場した談志は紋付袴姿!足取りもしゃんとして、客席からも「待ってました!」と歓声が沸く。 演目は「富久」40分を越える大作。 全盛期のそれとは違うが、ちょっと枯れた風情もあり素晴らしかった。 名人の「プロ」意識や生き様を感じた時間だった。 美しい引き際、とか、死ぬまで現役、舞台で死ねたら本望、とかいろいろな考え方があると思うけれど、立川談志という人そのものが「落語」なんだろうな~、そんな思いで会場を後にしたのだった。
2009年04月11日
カテゴリ:伝統芸能
![]() いや~、行って参りました! 今回は初めて着物で飛行機に乗り、そのまま歌舞伎座へ直行したのですが、空港にも着物の方がチラホラ、電車では歌舞伎座に近づくにつれ着物の方が次々に乗り込み、東銀座から出るとそこは人生最高の着物人口に仰天の世界でした! ほんの2年前はこんなに着物を着ている方は多くなかったと思うのですが、スゴい人数&多種多様さに(・・・とはいえアンティークはほとんど見かけませんでしたがf^-^;)クラクラしてしまいました(笑) ![]() でも、こんなクラクラは序の口。 私も大好きな楽しい「毛谷村」 どんな名優が演じても必ず子役の愛くるしさに心奪われてしまうのですが、最後の最後、幕が引かれる前の一服の画のような光景は本当に爽快で晴れ晴れとした気分が盛り上がります。 ![]() そして何といっても当代きっての美男美女、たとえちょっと三枚目な滑稽な「ぼんぼん」を演じても気品があり、やっぱり二枚目の仁左衛門さんと、その姿のみならず所作、立ち居振る舞い全てが美しく、全く年齢を感じさせない玉三郎さんの「廓文章」は、あまりの美しさ華やかさに、ただただため息、もうクラクラの嵐(笑)この顔合わせで見られたことを本当に幸せに思いました! ![]() 最後は初めて見る「曾根崎心中」 ここは艶やかさよりも、いぶし銀の味わい。たっぷりとした演技を堪能し、いろいろ考えさせられるお話でした。あ~本当にいい時間でした~(^-^) この「歌舞伎座」という場だからこそ一層、というところがあるのですが、改築されてもこの良さをどうか残して欲しいものだな~と願わずにはいられませんでした。 歌舞伎座を出ると、まわりから「やっぱり夜は冷えるのね」「あら、風が冷たい」等々おっしゃっているのが聞こえましたが、私はお酒も飲まずにほろ酔い気分、余韻に浸り、心地よい風に吹かれてホテルへ帰ったのでありました。 全11件 (11件中 1-10件目) 総合記事ランキング
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