128913 ランダム
 HOME | DIARY | PROFILE 【フォローする】 【ログイン】

UNIVERSALCENTURY299

UNIVERSALCENTURY299

GREEN-DAY 5 「緊張」



機動戦士To-ChangGUNDAM外伝
第302小隊GREEN-DAY

第5話「緊張」

GD



アニス 「現場は先日哨戒任務中にザク4機と交戦したチャンチュン北西の森林地帯、
     勢力境界線近くといってもジオンの勢力圏内になります。」


ミッキー「ジオンのヤツラ、オデッサの敗戦でやはり焦ってるのでしょうか?
         勢力圏拡大の為と言っても先日交戦した場所から又進軍してくるとは・・・・。」


ハギョウ「油断するなよ、ミッキー。手負いのネズミは手強いぞ。」


キム  「それにしても解せませんね。わざわざ警戒中のラインから攻め入ってくるとは。」


ハギョウ「いや・・・・・ヤツラは誘っているのさ。」


ミッキー「なるほど・・・・・。
     視界の悪い森林で、ミノフスキー粒子を散布しセンサーを無効化する。」


アニス 「しかし、それでは目が見えないのは敵も一緒では?」


ハギョウ「恐らく、待ち伏せているぞ。コチラはどうしても接近しなければならないからな。
                          必ず敵に発見される。」


アニス 「それでは、森林近くで待機して持久戦に持ちこめば・・・・・」


ハギョウ「だめだ。ブジュン近くで戦闘が起こっている。
     我々が時間を食って基地を手薄にするわけにはいかない。
     不安要素は早めに取り除いて戻る必要がある。
     MSのセンサーを信じてを最大限利用するしかないだろう・・・
     ミデアを目標10km手前に降ろし、そこからMSで進軍する!
     アニス、最後の仕事だ。頼むぞ。」


アニス 「・・・・・・・・・・はい。」










ハギョウ「・・・アニス、まだ怒っているのか?」


アニス 「・・怒ってます!」


ハギョウ「・・・すまん、実はこの人事は・・・」


アニス 「キム曹長から聞きました。隊長が進言したんですってね!」


ハギョウ「アニス、俺は・・・・・・・!」


アニス 「分かってます。隊長がアタシの事を考えてくれてるって事。でも・・」


ハギョウ「・・・・・・・・・・・・」


アニス 「作戦立案者としてのプライドはズタズタです!w
           基地に帰ったら・・・・・・・アイス奢ってもらいますからね!!w」

ハギョウ「!」







              『 帰ったら酒奢れよな!! 』







アニス 「?・・・・・・・・・隊長?どうかしました?」


ハギョウ「え?いや、ああ、奢らせてもらうよwトリプルでなw
           君の作戦が優秀なのは俺達が証明してみせる。
     ・・・・・・これからは後方から俺達を支援してくれ。」


アニス 「はい!でも、今日1日はヨロシクおねがいします!!」



ミデア・パイロット「まもなく現場です!!」



ハギョウ「よし!各員、MS搭乗!!」





© Rakuten Group, Inc.