UNIVERSALCENTURY299

2005/11/14(月)18:03

GREEN-DAY 11 「緊迫」

T-G外伝(16)

機動戦士To-ChangGUNDAM外伝 第302小隊GREEN-DAY 第11話「緊迫」 その影は異様に速く、 爆散するデブリを人ゴミを掻い潜るかのようにすり抜け 一瞬にして間合いを詰めた。 シャケ 「!!・・・・・・・・・・・こいつ!?」 彼は一瞬にして感じ取る。『コイツはヤバイ!!!』 しかしそれは影の主である人型のパイロットも同じだった。 ザクで間合いを詰める間に、この戦闘機の動きだけが他機と違うと感じ取る。 天性の勘か?シャケがエースである事を見抜いた。 二機の間に緊張が走る。 その内に影の主であったザクに二機のザクが寄り添うように追従した。 三機のザクには同じ小隊である事をあらわす部隊マークが付いている。 動物の頭蓋骨にCrazy Silverの文字。 いや、あのヤバイ奴だけ違う。 アジアの文字か?「凶銀」と書いてあった。 狂銀達の登場にそれまで戦闘に参加していたザク達の様子が明らかにおかしくなった。 戦列を離れる者。 又、逆に三機へ銃を向ける者。 そして、影に寄り添うザク達もこちらへの牽制と共に 友軍であるはずの他のザクに銃を向ける。 コロンブスに爆薬をしかけ、宙域に突っ込ませ、仲間もろとも爆破させたのはこいつ等だ!! どうやら奴らのやり方に仲間からも反感を買っているようだ。 隊長機の一つ目が周りを睨むように動く。 その動きに押されたのか? 三機に銃を向けていたザク達も銃を下ろし、戦列を離れた。 しかし、オレは動けない。 いや、動けなかった。 少しでも動けば殺られる。 そんな気がした。 シャケ 「ハギョウ・・・手をだすなよ、コイツは・・オレがやる!!」 隊長機は二体の僚機を押しのける。 次の瞬間、エース対エースの戦いが始まった。

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