2008/05/21(水)10:10
旅するエッセイ 【チェコ編】 28
翌朝。結構さっぱり目が覚める。
不思議な事に、旅先では、いつも気持ちよく目が覚めるから面白い。
それに、あんなに小さいのに、この広い部屋一杯に光を満ち
溢れさせてくれる窓が、なんと愛おしく感じたことか!
清清しさに、飛び起き、顔を洗い(でもドアは開けっ放し・・・)
朝食を摂りに、一階へ。
既に数人が狭いカフェを往来し、
芳しいデニッシュ系のパンが山積みにされてるテーブルには
列が出来てた。
ここは、オーベルジュ。
隣には格式高いレストランがあり、食事には自信がある!(とテレビが
放映するホテルPRビデオが言ってた)らしい。
そしてそこは、ワタシの期待を裏切る事はなかった。
パンをはじめ、スウィート系も、ジュースも、美味しく
何より、ハム!すごい。高級レストランの前菜で出てくるような
みずみずしいハムが、綺麗に並べてあり、誰もが手を出す。
その横にあるスクランブルエッグ!これ・・・最高でした!
チーズがトロトロに混ざっていて、雑味が無く、(だって大概、ミルクや水やなんかでかなり薄めてあるんだもん) まさに高級オムレツ!?
ほんとに美味しかった!
アレを食べにもう1回チェスキークルムロフ言ってもいいくらいだ。。
お腹いっぱーーーい食べた私達は、再び街へ散策。。。
路地を行ったり来たり。
まだ団体観光客がやってこない朝(10時まで)は
とても静かで、この街の独特の空気を感じることができる。
晴れ渡る空と対比して、イロトリドリの建物が美しいのなんの。
モルダウの色も、しっとりしたプラハとは少し違う気がする。
ちょっと野生的っていうか。。。
ぶらぶら歩きを続けながら たどり着いたのは、クルムロフ城を
全面に見渡せる川べり。
背の高い木々が丁度良い日陰を作ってくれて
また、丁度良い場所にベンチがある。
風も程よく吹いてきて、日差しも暖かく、、気持ちよい。
そこに座り、
川に戯れる鴨のカップルの動向を見ながら(おもろいカップルが居た)
またまた色んな話しに華が咲く。。
そのうち・・・えっと、、目の前でそのカップル鴨達は・・・
えーーーーっと。。
ついに結ばれてしまうのでした・・・って えぇーーーーーっ!!!
なにも 私らの前でそんなん・・・ちょっ・・
ってな感じで、優雅なクルムロフ城前で、過ごした私達でした。。。
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