2009/01/26(月)22:56
りんごの砂糖煮
りんごを買いました。何となんと、人生初ですりんご買ったの。いつも両実家から食べきれないくらいもらい(自分の実家にはいらないと言えるが)、すりおろしたりレンジにかけたりしながらがんばりますが、それでも2人暮らしでは食べきれないことも多くて。それが、あるレシピを見てりんごを煮たら、常に冷蔵庫にないと落ち着かなくなってしまったのです。もらってきたりんごは食べ尽くしてしまったので、とうとう自分で買ってきました。
「加熱用」とあります。皮をむいたらちょっと固いなと思いましたがそのまま食べてもおいしいです。品種はふじ。この辺でもっとも多い食べ慣れたりんごです。これで150円というからびっくり。
そのスペシャルなりんご煮のレシピはNHKきょうの料理の1月号にあります。きょうの料理は作りたいレシピが3つ以上載っていたら買うことにしていましたが、テレビで放送されない「十八番リレー」というページが好きで、これを見逃すまいとほぼ毎号買うようになりました。高山なおみさんと川原真由美さんのやりとりが川原さんのかわいいイラストつきで2ページに渡って綴られています。高山さんのレシピは基本シンプルで、とにかく素材の味を生かす方法。特に野菜のうまみを引き出す料理が多いのが他の料理研究家とちがうところかなと思います。だから材料も少ないし、調理方法も難しくありません。
では高山式りんご煮を作ります。1度に煮るのは3個。
4つ割にして皮をむき、5mmくらいの厚さに切って水を張った鍋に入れていきます。全部皮をむいて切るのに時間がかかるので、変色をふせぐためです。全部切ったら、この鍋の水を捨てます。
水を捨てたら、きび砂糖(うちでは三温糖)をまぶします。砂糖をかけるとりんごから水分がどんどん出てきます。薄く切るのも水分を多く引き出すためです。
ふたをして火にかけます。煮立ったら弱火にしてトータル30分くらい。たまにかきまぜます。(でもまぜなくてもいいです。)
火にかけて30分たちました。25分だとまだりんごが白っぽく、30分たつと透明になります。
バラの形に挑戦しましたが、やはり無理でした。これが鍋からちょっと取り分けたりんご煮です。たくあんではありません。
このくらい煮てもドロドロまでいかず、シャキっていう歯触りと、やわらかさが共存。そして衝撃を受けたのは、つる~んという舌触り。この切り方だからこそです。今までレンジで適当に10分とか7分とかかけていましたが、1度作って食べたらこれじゃなきゃだめ!ってくらいになってしまいました。毎朝これにプレーンヨーグルトとリンゴの蜂蜜をかけて食べています。冷蔵庫に入れておけば1週間は平気で持ちます。(その前に食べきってしまうが)週の始めにりんご煮を作るっていう仕事が増えました。りんごが大量にある方、おススメです。十八番リレー、ずっと続いてほしいなあ。
って思ってたら、3月号で最終回だそうです、がっくり。1月号で「22回」だったから、もしや24回で終わっちゃうんじゃって心配してたんだけど。これだけの単行本できないでしょうか。