カテゴリ:仕事の話
庭の金盞花
「仕事の話(56)「レア・アースとの取り組み(56)」「阪神大震災後・退職」 [阪神大震災後日談] 震災後1か月の2月、会社の復旧が順調に進みだしたので、休暇を貰って、かねて予約してあったインドへ家内と旅行した。そこでの見聞は、神戸の被災地が日常であったことだった。デリーで東京のサリン事件をインドの新聞で知った。 震災にも負けすに業績を伸ばせたのも、三木、明石工場が無傷であったことは大きい。工場分散の効果は絶大であった。 震災後の復旧は順調に進み、平成10年(1998)非常勤顧問となり、平成15年(2003)定年となり、70歳でめでたく退社した。 それまでも、若い人たちとの思い出がある。 ○労働組合の組合長として、会社との交渉にストライキをやったことも思い出の一つ。 ○スキー部の隊長として毎年2月の連休にスキーバスを出し。中学卒の新米を連れて行き、スキー訓練を行ったこと。スキーの楽しさが病みつきになり、プロ級になったものもいる。 ○手作りヨット「セレス」を社内で作らせていただいて、50年も楽しませていただき、感謝!若い人たちに海の楽しさを教えることが出来た。 【仕事のまとめ】 1)緑柱石から酸化ベリリウムの製造開発 2)ライター石の押し出し製造法開発、世界一周調査旅行 3)ユーロピウムの溶媒抽出工業的製造 4)高純度ランタンの溶媒抽出分離 5)サマリウムの溶媒抽出分離 6)ミッシュメタル酸化物電解法の工業化 7)水素吸蔵合金の開発→ニッケル水素電池に発展 8)ネオジム酸化物電解法の開発 9)ネオジム鉄合金電解法の開発 10)ジジム磁石の開発 11)品質管理部の確立 12)特許室の拡充 以上のことをやってきたと自負しているが、これも、いい会社があって、いい先輩、後輩従業員に恵まれ、いい先生方の教えを請い、時の運があったからこそできたのだと、感謝している。 これで、「仕事の話」は終わります。 次は、仕事をした「レア・アース(希土類元素)」がどんなに世の中に役立っているか、ご紹介しましょう。
<今朝は未明に豪雨があった。もう小降りだが山は霧の中。19℃90%で梅雨の様だ。今日一日ぐずついた空模様との天気予報だ。ヒヨが騒がしく鳴いていた。> お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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やまひろさん
----- デュークエイセス解散ですか?歳取りましたね。加山雄三は頑張っています。「海に抱かれて~🎶🎶」永らく唄っていません。唄いたい! (^。^)(^。^)(^。^) (May 26, 2017 09:33:16 AM) |
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