カテゴリ:希土類元素(レア・アース)ってなあに?
我が家の庭の花
「-日本を支えるレア・アース(希土類元素)-(55)」 ☆バストネサイト(Bastnasite):フッ化炭酸塩鉱石。ロサンジェルスとラスベガスの中間に位置するマウンティン・パス鉱山で、野天堀で掘削されています。 主産地:アメリカ(500万トン)。 モリコープ(Mory Corp.)が経営していましたが、2004年から休止していました。復活するそうです。 筆者が若い頃調査に行ったマウンティン・パス鉱山
☆ゼノタイム(Xenotime):イットリウムを60%も含むリン酸塩鉱石で、イットリウムの生産に使用されています。主産地:マレーシア(3万トン)。 ☆中国複雑鉱、イオン吸着鉱 :バストネサイトとモナザイトの混合状の鉱石で、鉄鉱石採掘の尾鉱として採取されています。内モンゴル包頭では広大な露天掘りが行われています。イオン吸着鉱は中国のあちらこちらの荒れ地に露出していて、住民がスコップで掘って集めていました。硫酸で簡単に溶けるので、レア・アース採取のため、処理をして、公害問題が起きています。高価なユーロピウムを多く含んでいて高値で取り引きされました。主産地:中国(3,500万トン) これらの原料は商業ベースで取り引きされるので、中国の安いものには敵いませんでしたが、値上がりすると採算が取れるようになります。
<今朝はスカッと晴れて心地よい。山も青々としている。24℃75%でやっと熱帯夜から解放されて、目覚めはよかった。ミンミンがベランダにやってきてうるさく鳴いている。近くで鳴くと大きな鳴き声だ。小さな体であんなに大きな声が出せるのが不思議だ。今日も暑くなりそうだ。> お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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