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2006.01.13
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 「自分が情けない」。。。

 「怖さ」はどんどん大きくなって行く。
比例するように、400ccのバイクがとてつもなく大きな固まりに思えてくる。
あのボディー。。。見たくな~い。。。。。

 昨日、教習所から帰ってきて、家族に相談。
無理する必要もないので、「中型免許」はあきらめて、せめて「小型免許」にコース変更しようと決めた。

 登校拒否の私に付き添ってくれてるダーリンも、事故を一緒に見た兄ピヨも「ママも、ここまでがんばったんだから、もう良いじゃん」と、慰めてくれた。

 でも、何も知らない弟ピヨは「中型だったら、色んなバイクに乗れるのに、中型のままで良いじゃん!」と、あっさり返してくれた。

 そうだよね。
私は、250ccのバイクに乗れればそれで良かったんだよ。
でも、そのためには。。。
あの「化け物」のようにデカい「シルバーウイング」に乗れなければ。。。
「くっそ~っ!」


 今日の教官は、その運転をずっと見て居たいほど、とっても楽しい走りをする「Mr.サーカス」。
教習前に、コース変更を考えているほど、恐くて乗れない状態であることを伝える。

「じゃぁ、今日はとにかく小型で、コース内を走りまくりましょう」

 教官は、本当にサーカスのアクロバットのように走り、ユーモラスにパイロンを動かす。
気がつくとスラロームのコースが出来ていた。
 コースは無視して道路上にパイロンを並べ替えながら、私の前を走って行く。
いつの間にか、私の視線は教官の楽しい動きを追っていた。

 気持ちをほぐしてくださってる。
何という優しい気遣い。。。ありがたい。。。

「こうなってますよ~」と、私の前を走りながら、私の体制のマネをして見せてくださる。
「ブレーキの使い方」「身体の倒し方」「カーブの減速」を、ポイント地点で叫びながら教えてくださる。

 もったいない程の一時間。

私は、本当に。。。
ただ250ccに乗れたら、それで良かったのに。。。。。

なぜ出来ない?くっそ~っ!
 





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Last updated  2006.01.19 07:58:08
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