Audition, audition.
とにかくシーズン初めなのでオーディションラッシュである。固定給でなくper serviceで支払われるマイナーオケ(一応プロ)が、アメリカには星の数ほどあって(たいていは大都市近郊の町の名前がついているが、メンバーはほとんどその町と関係がない)、performance majorの学生にとっては欠かせないエントリー・クラス・ギグ(いま適当に作った言葉なので本物の英語だと思わないで下さい)である。うちの学校はそれらのオーディション会場としてよく使われるので、知らない遠くの場所に行かずに済むのは助かる。友達のマットは今日ダブルヘッダーをしていたが、自分は一回で神経を磨り減らしきってしまう方なので真似しない。パスした方のオケは昨シーズン、友達の代りに入って(subという。substitute=代入・代理。数学でやりましたね)様子がよーくわかっているので惜しくない。それにしても今週は高めの外食をしすぎたなぁ。滞米中は、10回の食事のうち7回くらいは、何を食べてもどうでもいいやという気分になってくるのだが(食欲なくて抜くことも多い)、やはり反動が来て残りの3回はけっこうしっかり食べてしまう。今夜はB.J.でSalade LyonnaiseとDuck a l’Orange(和製英語を笑えない凄い米製仏語だ)。ちょっとくどかったなぁ。しかしB.J.,L.S.,C.F.あたりを不味いと言っていたらこの町では飢え死にします。平均よりずっとマシなのだ。追記胃が重くて、考え事にも睡眠にもいま一歩なので、きのう日本から届いたCDを聴く。「群青日和」「花風」そしてドリカムのバラードセレクション(かけらほどもアメリカナイズされていないチョイスだ、我ながら)。やはり林檎は只者じゃない。東京事変もいい。けど、また自作曲も聴かせてほしい。